まなびの脈

からだのしくみ · 心臓・血管・循環

組織灌流とショックのしくみ

臓器の必要量に対して循環による酸素供給が不足すると、代謝と機能が破綻する。

教材データ更新: · 出典参照済み/専門家による監修は未完了

看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。

構造と役割

組織への酸素供給は心拍出量と動脈血酸素含量の積で考えられる。酸素含量は主にヘモグロビン量と酸素飽和度に依存する。血圧やSpO₂の一つが良好でも、全身または局所の酸素供給が十分とは限らない。

しくみを順に理解する

循環血液量減少、心ポンプ機能低下、血流の機械的障害、血管分布の異常などで灌流は低下しうる。体は頻脈や血管収縮などで代償するが、その程度は病態や薬物で異なる。ショックを必ず低血圧が出るまで待つ状態と捉えない。

ほかの機能との関係

細胞への供給不足が持続するとATP産生や膜機能が障害される。乳酸上昇は低灌流を示す手掛かりになりうる一方、代謝やクリアランスの変化でも起こる。単一の値ではなく原因と経過を合わせて判断する。

看護につながる観察

意識、皮膚温や色、毛細血管再充満、脈拍、血圧、呼吸、尿量を経時的に見る。早期の変化を報告し、酸素化と循環の評価を並行する。輸液への反応は病態により異なり、低血圧なら一律に大量輸液という理解はしない。

理由から考えるミニケース

SpO₂が保たれていても酸素供給が不足しうる状況はどれか。 飽和度はヘモグロビンに酸素が結合している割合であり、その総量や血流量を示さない。貧血や低心拍出量では供給不足が起こりうる。

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参考資料・出典

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