からだのしくみ · 呼吸の構造と機能
酸素・二酸化炭素の運搬
酸素は主にヘモグロビンに結合し、二酸化炭素は主に重炭酸として血中を移動する。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
構造と役割
血液の酸素の大部分はヘモグロビンに結合し、一部が血漿に溶けている。PaO₂は溶存酸素の分圧、SaO₂は動脈血ヘモグロビンの酸素飽和度を表す。酸素含量はヘモグロビン濃度にも依存し、これらを同じ数値として扱わない。
しくみを順に理解する
酸素解離曲線は酸素分圧と飽和度の関係を表す。温度上昇、CO₂増加、pH低下などでは曲線が右へ移り、組織で酸素を放しやすくなる。肺で結合し組織で放出する性質が、酸素供給を効率化する。
ほかの機能との関係
CO₂は溶解、タンパク質結合、重炭酸イオンなどの形で運ばれ、重炭酸が主要な形を占める。赤血球内の炭酸脱水酵素が変換を速める。CO₂の運搬は呼吸だけでなく血液の酸塩基平衡ともつながる。
看護につながる観察
SpO₂は推定飽和度であり、貧血の有無、PaCO₂、組織血流を直接示さない。末梢循環不良や体動などで測定精度が落ちることもある。数値と呼吸・循環・意識を合わせて、酸素化と換気を分けて評価する。
理由から考えるミニケース
Hb濃度が低くてもSpO₂が正常範囲となりうる理由はどれか。 同じ割合が酸素化されていても、運ぶヘモグロビン自体が少なければ酸素含量は低くなる。割合と量の違いを理解する。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- OpenStax Anatomy and Physiology 2e 第18章:血液 ↗OpenStax, Rice University
- OpenStax Anatomy and Physiology 2e 第22章:呼吸 ↗OpenStax, Rice University