倫理・制度 · 医療情報の管理:委託から保存・廃棄まで
医療情報の管理:委託から保存・廃棄まで
外部委託しても情報管理の責任は消えません。契約、定期確認、保存、復元できない廃棄を、それぞれの段階で考えます。
この教材で学ぶこと
委託しても監督する
検査や請求事務など個人データの取扱いを外部へ委託する場合、必要かつ適切な監督が求められます。契約に安全管理措置を盛り込み、実際に適切に行われているかを定期的に確認することなどが含まれます。専門業者を選ぶことと、その後の運用を確かめることは別の段階です。
この段落の参考資料
- 医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス ↗個人情報保護委員会・厚生労働省
再委託と終了後も考える
委託業務の一部がさらに別の業者へ渡る場合には、再委託先の適切な取扱いを確認できるよう契約上配慮します。また委託終了後の個人データの取扱いも契約に含めます。最初の受託業者との契約期間だけ見て、再委託先や終了後の情報を確認対象から落とさないようにします。
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- 医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス ↗個人情報保護委員会・厚生労働省
保存する情報を失わない
必要な個人データを長期間保存する場合は、媒体の劣化などによって消失しないよう適切に保存します。必要な時に本人からの照会等へ迅速に対応できるよう、検索できる状態で保存することも示されています。漏えい防止だけでなく、必要な情報を保ち取り出せる状態も管理に含まれます。
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- 医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス ↗個人情報保護委員会・厚生労働省
不要な情報は復元できなくする
保存の必要がなくなり廃棄する場合は、情報を復元できない形にすることが示されています。記憶装置を含む機器の廃棄でも同じ視点が必要です。画面からファイル名が見えなくなることと、データを復元できなくしたことは同じとは限りません。保存義務や廃棄手順を確認したうえで行います。
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- 医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス ↗個人情報保護委員会・厚生労働省
責任と相談の窓口を明確にする
ガイダンスは、組織全体を統括する責任体制を整えることや患者・利用者の窓口を設けることを示しています。個人情報の問題を、偶然対応した職員だけに委ねる仕組みでは十分ではありません。患者が取扱いや手続を知りたい場合に、規則に沿って情報提供し相談できる体制へつなげます。
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- 医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス ↗個人情報保護委員会・厚生労働省
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参考資料・出典
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- 医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス ↗個人情報保護委員会・厚生労働省