まなびの脈

看護の統合 · 避難生活の血栓

避難生活の血栓:動きにくさと脱水を考える

避難生活や長時間の車中滞在では、足を動かしにくい状態が続くことがある。下肢の静脈の血液が停滞し、脱水などの要因が重なると、深部静脈血栓症の危険を考える必要がある。若い人なら無関係とはいえない。

この教材で学ぶこと

何を、どこから理解するか

避難生活や長時間の車中滞在では、足を動かしにくい状態が続くことがある。下肢の静脈の血液が停滞し、脱水などの要因が重なると、深部静脈血栓症の危険を考える必要がある。若い人なら無関係とはいえない。

しくみと役割

静脈にできた血栓の一部が肺へ運ばれると、肺塞栓症につながることがある。脚の腫れや痛みと、急な息切れや胸痛は同じ部位の症状ではないが、血液の流れを通じて関連する。全員に同じ症状がそろうとは限らない。

つながりと違い

予防では体を動かせる環境、水分をとりやすい環境、トイレを使いやすい環境を合わせて考える。水分を控える背景にトイレへの不安がある場合、単に飲むよう伝えるだけでは解決しない。病状による制限も確認する。

看護の場面で考える

急な呼吸困難や胸痛などは速やかな医療相談・救急対応につなぐ。腫れて痛む脚を強く揉んで解消しようとしない。予防の運動と、すでに血栓などが疑われる場合の対応を同じものとして扱わない。

視点を変えて復習する

復習では避難所の床、車の座席、トイレ、水の配布場所を描き、どこに動きにくさがあるか考える。個人の努力だけでなく環境調整も看護の役割である。脚の静脈から心臓・肺までの経路も確認してみよう。

読んだ内容を、思い出せる知識に。

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参考・更新情報

参考資料・出典

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