地域・在宅看護 · 医療通訳
医療通訳:本人へ説明を届ける
医療通訳は、患者と医療者が異なる言語を使う場面で意思疎通を支える。日常会話ができても、症状の経過や治療の利点・不利益を十分に理解できるとは限らない。本人が理解しやすい言語や伝え方を確認する。
この教材で学ぶこと
何を、どこから理解するか
医療通訳は、患者と医療者が異なる言語を使う場面で意思疎通を支える。日常会話ができても、症状の経過や治療の利点・不利益を十分に理解できるとは限らない。本人が理解しやすい言語や伝え方を確認する。
しくみと役割
説明は通訳者だけに向けず、本人に視線を向けて短く区切る。一度に複数の問いを重ねると、どの内容への返答なのか分かりにくい。質問と回答を一つずつ確かめ、曖昧な表現は具体的な意味を確認する。
つながりと違い
家族が言語を理解できても、本人の秘密や希望を話しにくくなることがある。特に子どもへ重要な説明の通訳を任せることには負担や正確性の問題がある。利用できる専門的な通訳支援を施設の仕組みに沿って調整する。
看護の場面で考える
説明後は「分かりましたか」という問いだけで終わらず、本人がどのように理解したかを本人の言葉で確認する。翻訳された資料も補助になるが、資料を渡したことだけで理解や同意が成立したとはみなさない。
視点を変えて復習する
練習では一つの長い説明を短い文へ分け、何を確認したい質問なのかを整理する。理解しにくさを本人の能力や意欲の問題へ置き換えず、言語・文化・不安・環境の壁を減らすことを看護の課題として考える。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
アプリではこの教材に関連する3問の問題と、用語の解説・書き込み・PDF出力を利用できます。
この項目の問題へ進む →関連する知識
地域・在宅看護の教材をすべて見る →参考・更新情報
参考資料・出典
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- 医療通訳者の役割 ↗厚生労働省 医療通訳教材