薬理学 · カリウム補正
カリウム補正:量・濃度・経路・速度を分ける
カリウムは細胞の電気的な働きに関わり、血中濃度の急激な変化は心臓に重大な影響を与える。注射用のカリウム製剤は、量が計算どおりであっても、濃度や投与経路・速度を誤れば安全とはいえない。
この教材で学ぶこと
何を、どこから理解するか
カリウムは細胞の電気的な働きに関わり、血中濃度の急激な変化は心臓に重大な影響を与える。注射用のカリウム製剤は、量が計算どおりであっても、濃度や投与経路・速度を誤れば安全とはいえない。
しくみと役割
濃厚なカリウム製剤を、そのまま急速に静脈へ注入することは危険である。使用する製剤、希釈、経路、速度、輸液ポンプなどは処方・添付文書・施設手順で照合する。見た目が注射器だから直接注射できると考えない。
つながりと違い
「総量」「濃度」「時間当たりの量」は異なる概念である。mLだけでは含まれるカリウム量は分からず、規格を読み取る必要がある。数字の計算が合っていても、指示の解釈が誤っている場合がある。
看護の場面で考える
投与中はルートや機器、尿量、腎機能、電解質、心拍の変化などを計画に沿って確認する。指示が曖昧なまま推測して開始せず、疑義があれば照合する。異常時には観察を続けるだけでなく速やかな報告と対応が必要になる。
視点を変えて復習する
復習では同じmLでも規格が違えば総量が変わることを説明し、投与の前に確認する項目を別々に挙げる。この教材は個人に使用する濃度や速度を決めるものではなく、安全な照合の理由を学ぶための内容である。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
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参考資料・出典
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- カリウム製剤の誤投与防止 ↗厚生労働省 医薬品・医療機器等安全性情報 No.322
- 抗リウマチ剤メトトレキサートの過剰投与防止 ↗PMDA / 医療事故情報収集等事業