からだのしくみ · 内分泌と全身のつながり
食後と空腹:インスリン・グルカゴンの使い分け
同じ膵島の二つのホルモンが、栄養が入った時間と入らない時間をつなぐ。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
独自に作図・アニメーション制作。臨床画像や実際の反応時間の再現ではありません。
食後に起こる切り替え
血糖が上がると膵島β細胞からのインスリン分泌が増え、筋や脂肪組織への糖の取り込みや、肝臓での貯蔵などを支える。全細胞の糖取り込みがインスリンに依存するわけではない。臓器ごとの作用を分けて覚えることが大切になる。
空腹時に支える肝臓
空腹時は膵島α細胞からのグルカゴンが肝臓のグリコーゲン分解や糖新生を促し、血糖維持に働く。食べていない間も血糖が必要なのは、脳などの組織がエネルギーを使い続けるためである。筋の貯蔵糖と肝臓からの血糖供給を区別する。
低血糖のサイン
血糖低下時には冷汗、手の震え、動悸などが出ることがあり、脳への糖供給が不足すると集中困難や意識変化などにつながる。症状の出方には個人差があり、症状が弱いこともあるため、いつもの様子と測定値を一緒に見る。
食事・運動・薬をつなぐ
インスリンや一部の糖尿病治療薬を使う人では、食事量の減少や運動量の変化が低血糖の契機になりうる。投与時刻だけでなく食事が実際に摂れたかを確認する。薬の種類により対応が異なるので、本人が受けた指示と医療チームの方針を確認する。
回復後にも振り返る
低血糖が改善しても、薬の作用などにより再び低下することがある。発症前の食事・活動・薬と症状、対応後の経過を記録し再発予防につなげる。意識が不十分な人に口から無理に飲食させることは誤嚥につながるため、緊急対応を要する。
動きで確かめる
日本語の模式アニメーション。時間・濃度・大きさは定量的に再現していません。 · 映像の参考資料
動画の内容を文章で読む
食事のあと:血糖が上がる。食物の消化・吸収後、血中の糖が増えます。
膵島β細胞:インスリン分泌↑。β細胞のインスリンが血流で運ばれます。
肝臓・筋など:取り込み・貯蔵を支える。臓器ごとに働きは異なります。全細胞が依存するわけではありません。
血糖の調節:上昇を抑える方向。食事・運動・薬のつり合いも血糖へ影響します。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- 内分泌膵:インスリンとグルカゴン ↗OpenStax / Rice University
- 低血糖 ↗糖尿病情報センター / 国立国際医療研究センター