小児看護学 · 神経症状と安全
子どものけいれんと発作の観察
けいれんは原因が一つとは限らず、発熱に伴うものやてんかんなどを区別して評価する必要がある。発作中の安全と呼吸を優先し、開始時刻、動き、反応、回復の経過を客観的に伝えることが診療に役立つ。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
原理をつかむ
けいれんは原因が一つとは限らず、発熱に伴うものやてんかんなどを区別して評価する必要がある。発作中の安全と呼吸を優先し、開始時刻、動き、反応、回復の経過を客観的に伝えることが診療に役立つ。 子どもでは成長発達とその日の状態に応じて援助を変える。保護者が知る普段の様子と、子ども自身の表現を合わせ、家族の負担にも目を向ける。
観察で確かめる
発作の開始と持続、左右差、目や手足の動き、呼吸と顔色、発熱、終了後の意識の戻り方を確認する。 単発の値や一度の印象だけで判断せず、いつから、どの場面で変わったか、普段との差は何かを整理する。
場面から判断する
子どもが突然けいれんし、周囲の人が口に物を入れようとしている。 この場面では、口に物を入れず周囲の危険を除き、応援を呼んで呼吸と発作の経過を観察する。得られた情報と、その情報から考えたことを分け、対応後にも同じ観点で変化を確かめる。
安全と尊厳を守る
体を強く押さえつけたり、意識が戻らないうちに飲食させたりしない。持続や反復、回復不良などを具体的に報告し、緊急対応につなげる。 わからない点や自分の役割を超える対応は、教員・指導者・担当者へ具体的に相談する。
他の学びとつなぐ
発作の印象だけでなく開始時刻、持続、左右差、回復を伝えると、次の担当者が緊急性と原因を評価しやすい。観察の具体性が引き継ぎの質を左右する。 このつながりを踏まえ、観察する理由を自分の言葉で説明すると、別の事例でも知識を使いやすくなる。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- てんかん ↗国立成育医療研究センター
- てんかんとともに生きる ↗国立精神・神経医療研究センター
- こどもの病気やけが ↗こども家庭庁