倫理・制度 · 情報の権利と責任
個人情報・守秘と必要な共有
医療情報は本人の生活や権利に深く関わるため、利用目的と必要な範囲を明確にして扱う。守秘はチームで必要な情報を共有しないことではなく、正当な目的と安全な方法で管理する責任を含む。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
原理をつかむ
医療情報は本人の生活や権利に深く関わるため、利用目的と必要な範囲を明確にして扱う。守秘はチームで必要な情報を共有しないことではなく、正当な目的と安全な方法で管理する責任を含む。 倫理・制度の知識は、本人の権利を守り必要な支援へつなぐために使う。本人の希望、医学的な状況、家族や環境の事情を区別して整理することが出発点になる。
観察で確かめる
情報を使う目的、共有相手、本人への説明や同意、識別できる情報、保存先、持ち出しの必要性を確認する。 単発の値や一度の印象だけで判断せず、いつから、どの場面で変わったか、普段との差は何かを整理する。
場面から判断する
実習の学習相談のため、患者名が見える記録写真を個人の交流アプリへ送ろうとしている。 この場面では、送信せず、学校と施設が定める方法で個人が特定されない学習情報の扱いを確認する。得られた情報と、その情報から考えたことを分け、対応後にも同じ観点で変化を確かめる。
安全と尊厳を守る
名前を消しても病室や日時などの組合せで特定される場合がある。私物端末や外部サービスへの入力を独断で行わず、漏えい時は速やかに報告する。 わからない点や自分の役割を超える対応は、教員・指導者・担当者へ具体的に相談する。
他の学びとつなぐ
記録はケアの継続に必要な情報を伝える一方、過剰な複製や不適切な保存は漏えいを招く。記録の正確さと情報管理を一緒に考える。 このつながりを踏まえ、観察する理由を自分の言葉で説明すると、別の事例でも知識を使いやすくなる。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- 医療・介護関係事業者の個人情報ガイダンス・令和8年4月一部改正 ↗個人情報保護委員会・厚生労働省
- 保健師助産師看護師法 ↗厚生労働省
- 看護職の倫理綱領 本文 ↗日本看護協会