基礎看護学 · 生活援助
移動援助と残存能力
移動援助は転倒を防ぐと同時に、本人ができる動作を使い生活機能を保つ援助である。筋力だけでなく、痛み、立ちくらみ、理解、補助具、治療による制限が安全性を左右する。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
原理をつかむ
移動援助は転倒を防ぐと同時に、本人ができる動作を使い生活機能を保つ援助である。筋力だけでなく、痛み、立ちくらみ、理解、補助具、治療による制限が安全性を左右する。 看護技術は、手順を覚えるだけでなく、対象者の反応に合わせて目的を達成する行為である。援助前の説明、実施中の観察、終了後の評価を一続きに考える。
観察で確かめる
座位・立位の安定、麻痺、荷重制限、疲労、めまい、足元、動線、チューブ類を確認する。 単発の値や一度の印象だけで判断せず、いつから、どの場面で変わったか、普段との差は何かを整理する。
場面から判断する
初めて離床する患者が、立ち上がるとふらつき気分不良を訴えた。 この場面では、無理に歩行を続けず安全な姿勢を確保し状態を確認して報告する。得られた情報と、その情報から考えたことを分け、対応後にも同じ観点で変化を確かめる。
安全と尊厳を守る
人数や器具が不足する状態で力任せに持ち上げない。本人の力を活かす方法を指導者と選ぶ。 わからない点や自分の役割を超える対応は、教員・指導者・担当者へ具体的に相談する。
他の学びとつなぐ
移動時の転倒は身体機能と環境の組合せで起こるため、動作評価と足元・動線・援助体制を一緒に整える。 このつながりを踏まえ、観察する理由を自分の言葉で説明すると、別の事例でも知識を使いやすくなる。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- 看護師等養成所の運営に関する指導ガイドライン ↗厚生労働省
- 骨折 ↗日本整形外科学会