まなびの脈

からだのしくみ · 細胞・生化学

細胞周期・分裂と細胞死

細胞は増殖・分化・除去の調節を受け、組織の維持と修復に参加する。

教材データ更新: · 出典参照済み/専門家による監修は未完了

看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。

構造と役割

細胞周期にはG1期、DNAを複製するS期、分裂への準備をするG2期、分裂期がある。増殖しない状態をG0期と呼ぶ。分裂能は組織ごとに異なり、腸上皮や骨髄は盛んに更新されるが、成熟した神経細胞の多くは分裂しない。

しくみを順に理解する

有糸分裂では複製した染色体を二つの娘細胞へ分配する。減数分裂は配偶子形成に関わり、染色体数を半分にする。細胞周期の監視機構はDNA損傷などを確認し、修復や分裂停止につなげる。

ほかの機能との関係

アポトーシスは調節された細胞死で、発生や組織の恒常性にも必要である。壊死は強い障害などに伴い、内容物の漏出と炎症を起こしやすい。両者を単に「良い死」と「悪い死」と固定せず、原因と機序を考える。

看護につながる観察

抗がん薬や放射線は増殖の盛んな正常細胞にも影響することがあり、骨髄抑制、口腔粘膜障害、脱毛などにつながる。看護では粘膜、血球数、発熱や出血などを、治療後の時期と合わせて観察する。

理由から考えるミニケース

増殖の盛んな正常組織への治療影響として説明しやすいものはどれか。 造血細胞や粘膜上皮は更新が速いため、一部の抗腫瘍治療で障害を受けやすい。臓器ごとの細胞更新の違いが有害事象の理解に役立つ。

読んだ内容を、思い出せる知識に。

アプリではこの教材に関連する3問の問題と、用語の解説・書き込み・PDF出力を利用できます。

アプリでこの項目を復習する →

関連する知識

からだのしくみの教材をすべて見る →

参考資料・出典

医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。

編集方針・訂正の連絡方法