からだのしくみ · 消化・栄養・代謝
タンパク質・アミノ酸・尿素回路
体の構造と働きを担う材料は絶えず更新され、余分な窒素は肝臓で排泄しやすい形に変わる。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
構造と役割
タンパク質はアミノ酸からなり、筋や皮膚の材料、酵素、抗体、受容体、輸送体など幅広い働きを担う。必須アミノ酸は体内で必要量を合成できないため食物から得る必要がある。専用の大きな貯蔵庫は存在しない。
しくみを順に理解する
アミノ酸は合成に使われるほか、窒素部分を外して炭素骨格を代謝に利用できる。毒性のあるアンモニアは主に肝臓の尿素回路で尿素へ変わり、腎から排泄される。肝の変換機能と腎の排泄機能が連携する。
ほかの機能との関係
侵襲や炎症、摂取不足では分解が進み、筋量の減少につながりうる。アルブミンは栄養だけでなく炎症、肝合成能、体液分布、喪失にも影響されるため、単独で摂取不足を診断する指標ではない。
看護につながる観察
体重、筋力、摂取量、創傷、浮腫、炎症所見を合わせる。腎・肝疾患時の栄養量は病態や治療で異なり、自己判断で極端な制限を行わない。栄養専門職と連携し、本人が食べられる条件も整える。
理由から考えるミニケース
血清アルブミン低値の解釈として適切なのはどれか。 アルブミンは多くの要因に左右されるため、低値を単純に食事量へ結びつけない。身体所見、摂取、炎症、臓器機能を統合する。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- OpenStax Anatomy and Physiology 2e 第24章:代謝と栄養 ↗OpenStax, Rice University
- OpenStax Anatomy and Physiology 2e 第23章:消化 ↗OpenStax, Rice University