からだの構造 · 神経・感覚
大脳の機能と局在
大脳皮質の各領域と白質の連絡が、運動、感覚、言語、記憶、判断を支える。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
構造と役割
大脳は左右の半球に分かれ、表面の灰白質である皮質と、その下の白質や基底核などを含む。前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉はそれぞれ異なる機能に関わるが、複雑な行動は広いネットワークで実現される。
しくみを順に理解する
一次運動野は中心溝の前、一次体性感覚野は中心溝の後に位置する。視覚処理は後頭葉、聴覚処理は側頭葉の領域などが関与する。運動や感覚の経路は多くが途中で交叉し、大脳の障害と反対側の症状が現れることがある。
ほかの機能との関係
言語の優位半球は多くの人で左側だが個人差がある。言語表出、理解、発音の運動は関連していても同じ機能ではない。失語と構音障害を区別し、会話が難しくても知能や意思が失われたとみなさない。
看護につながる観察
意識、瞳孔、顔面や上下肢の左右差、言葉、視野、発症時刻を具体的に観察する。突然の局在症状は速やかな評価が必要である。高次機能の障害がある人には、短い言葉や図など本人に合う方法で意思確認を行う。
理由から考えるミニケース
言語理解の障害と、舌や口の運動による発音の障害について適切なのはどれか。 失語は言語機能、構音障害は発音運動の問題として区別する。意思や理解力を決めつけず、代替手段も使って評価する。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- OpenStax Anatomy and Physiology 2e 第13章:神経系の解剖 ↗OpenStax, Rice University
- OpenStax Anatomy and Physiology 2e 第14章:体性感覚と運動 ↗OpenStax, Rice University
- OpenStax Anatomy and Physiology 2e 第16章:神経学的診察 ↗OpenStax, Rice University