からだのしくみ · 呼吸の構造と機能
換気と横隔膜・胸腔内圧
胸郭の容積変化が肺胞と外気の圧較差を作り、空気を出し入れする。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。

Original image, unchanged. English labels retained. 図中の言語は原資料に従います。
図の日本語ガイド
空気の通り道と、胸郭内で呼吸運動を支える構造をたどる。
- Nasal cavity
- 鼻腔
- Nostril
- 鼻孔
- Oral cavity
- 口腔
- Pharynx
- 咽頭
- Larynx
- 喉頭
- Trachea
- 気管
- Right main bronchus
- 右主気管支
- Left main bronchus
- 左主気管支
- Right lung
- 右肺
- Left lung
- 左肺
- Diaphragm
- 横隔膜
鼻腔または口腔から、咽頭、喉頭、気管、左右の主気管支へと空気の経路を追います。前から見た図なので、右肺は画面の左にあります。太い気道は空気を運ぶ部分で、肺の中のすべての場所が同じようにガス交換を行うわけではありません。
肺の下にある横隔膜に注目します。安静時の吸気では横隔膜が収縮して下がり、胸腔が広がることで空気が入りやすくなります。呼吸を見るときは回数だけでなく、胸と腹の動き、左右差、補助筋の使用も確認すると、空気を動かす負担を考えられます。
構造と役割
安静時の主な吸気筋は横隔膜で、収縮すると下がって胸腔の容積が増える。外肋間筋なども胸郭を広げる。呼吸は空気の移動である換気と、膜を介した酸素・二酸化炭素の移動であるガス交換に分けて理解する。
しくみを順に理解する
自発吸気では胸膜腔内圧がより陰性になり、肺が広がり肺胞内圧が外気より低くなって空気が入る。安静呼気は主に肺・胸郭の弾性収縮による受動過程で、努力呼気では腹筋や内肋間筋などが働く。
ほかの機能との関係
陽圧換気では気道側の圧を高めて肺を膨らませるため、自発呼吸と胸腔内圧の変化が異なる。胸腔内圧の上昇は静脈還流へ影響することがある。呼吸と循環は胸腔という同じ空間で密接に関わる。
看護につながる観察
呼吸数だけでなく深さ、左右差、補助呼吸筋、陥没呼吸、疲労をみる。呼吸困難に対する体位調整では横隔膜の動きと本人の楽さを確認する。浅く速い呼吸で換気が十分とは限らない。
理由から考えるミニケース
通常の自発吸気で起きる変化はどれか。 空気は高圧から低圧へ流れる。胸郭拡大が肺胞内圧を下げ、外気から肺へ向かう圧較差を作る。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- OpenStax Anatomy and Physiology 2e 第22章:呼吸 ↗OpenStax, Rice University