まなびの脈

薬理学 · 循環器・腎臓の薬

硝酸薬・ジゴキシンの観察

血管拡張と心筋・伝導への作用を分け、循環症状と中毒徴候を捉える。

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看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。

作用を理解する

硝酸薬は一酸化窒素を介して血管平滑筋を弛緩させ、特に静脈拡張によって心臓へ戻る血液量や心筋の負担を変える。ジゴキシンはNa/K-ATPaseを阻害して心筋収縮や伝導に影響する。同じ心臓の薬でも、作用機序と使う場面は異なる。

代表薬・臨床での位置づけ

硝酸薬は狭心症などで使われ、剤形により発現速度や目的が異なる。ジゴキシンは選択された心不全や心房細動などで用いられる。心不全の全患者に同じ薬を使うわけではなく、病態、脈拍、腎機能、他の治療薬を含む個別評価が必要になる。

有害作用と注意点

硝酸薬では頭痛や低血圧があり、PDE5阻害薬などとの併用は重い血圧低下につながる。ジゴキシンは治療域が狭く、悪心、食欲不振、視覚異常、不整脈などの中毒徴候に注意する。腎機能低下や低K血症は安全性の評価に重要である。

看護で確認する情報

胸部症状、血圧、脈拍、心電図、腎機能、K、投与・採血時刻を確認する。薬で症状が軽くなっても、進行する虚血などを独自に除外しない。ジゴキシン使用中の悪心を胃腸症状だけと決めつけず、併用利尿薬や検査推移と結びつけて報告する。

服薬支援につなげる

硝酸薬の使い分けや胸痛時の連絡方法は、患者ごとの事前指示を確認して説明する。恥ずかしさから申告しにくい薬も含め、併用薬を確認できる環境を整える。脈拍や食欲の変化を伝える意義を共有し、自己増量や突然の中止ではなく相談につなげる。

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参考資料・出典

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