まなびの脈

母性看護学 · 妊娠期から育児期の生活支援

妊娠前後の食生活:必要な栄養と続けられる方法

妊娠前後の食生活では、必要な栄養をさまざまな食品から確保し、体格や時期に応じた量を考えます。食品衛生と周囲の支援も含め、本人が続けられる具体策を選びます。

この教材で学ぶこと

組合せから見直す

主食・主菜・副菜は食事の役割を考える目安です。ご飯等の主食、魚・肉・卵・大豆製品等の主菜、野菜料理等の副菜を組み合わせ、乳製品や果物も取り入れます。カルシウム源は乳製品だけでなく小魚や豆類、緑黄色野菜にもあり、特定食品だけに偏らない工夫が大切です。

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妊娠前の時期にも意味がある

胎児の神経管は妊娠のごく早い時期に形成されるため、妊娠を考える段階から葉酸を意識します。サプリメントを使う場合も、多いほどよいわけではなく、食品からの栄養が不要になるわけでもありません。複数製品を使っている場合は成分や量の重なりも確認します。

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量と体重は個別に考える

妊娠中の体重増加は、妊娠前の体格や妊娠経過、個人差を踏まえて相談します。全員に同じ増加量を厳格に求めたり、増えないほどよいと考えたりしません。妊娠期や授乳期に応じた必要量を考え、数日単位で食事を見直して、無理なく続けられる調整を行います。

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冷蔵と加熱の役割を分ける

妊娠中に注意するリステリア菌は、冷蔵庫でも増殖することがあります。原因となりうる非加熱食品に注意し、十分な加熱や期限内の利用を考えます。生肉・魚とそのまま食べる物を離し、器具を清潔にすることも必要です。冷蔵だけで食品衛生の対策が完結するわけではありません。

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食べるための時間と手段を支える

食事準備の負担で食べることが後回しになるときは、献立の知識だけでなく、家族の分担や宅配などの手段を検討します。妊娠中は禁酒が原則で、周囲も禁煙や禁酒に協力します。授乳中も予防目的の極端な除去や特定食品の過剰摂取を避け、個別の心配は専門職へ相談します。

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