まなびの脈

精神看護学 · 強い体験の後:反応の種類と時間経過

強い体験の後:反応の種類と時間経過

強い体験の後の反応は一様ではありません。再体験、回避、警戒、子どもの変化を知り、発症を一律に予測しません。

この教材で学ぶこと

反応があることを理解する

危険な出来事の後に恐れや緊張が生じることはあります。時間とともに回復する人も多く、体験した全員がPTSDになるわけではありません。反応を認めることと、病名をすぐ確定することを分け、経過と生活への影響を含めて考えます。

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発症時期は一つではない

PTSDの症状は体験後三か月以内に始まることが多いと説明されていますが、より後に現れることもあります。直後に目立つ症状がなかったという一点だけで、その後の苦痛を体験と無関係と決めることはできません。後から気になる変化が出たときも相談ができます。

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再体験と回避

フラッシュバックでは、出来事が再び起こっているように感じ、動悸や発汗を伴う場合があります。また思い出す場所や物、考えや感情を避ける反応もあります。回避は単なる好みの変更とは限らず、体験を思い出す苦痛との関係を理解する手掛かりになります。

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警戒と気分の変化

驚きやすさ、身構え、集中困難や睡眠の問題は、覚醒や反応性に関する症状として説明されています。自責感や孤立感など認知と気分の変化もあります。同じ人の中に複数の反応があり得るため、一つの症状だけに限定して理解しないことが大切です。

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子どもでは遊びにも現れる

幼い子どもでは、怖い出来事を遊びで繰り返したり、身に付いていた排泄などに変化が現れたりする場合があります。大人と同じ言葉で出来事を説明しないことだけで影響を否定しません。ただし遊びの一場面だけで診断することもできず、経過を専門家と確認します。

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