まなびの脈

小児看護学 · ライフコースの生理と観察

弱視:眼と脳の視覚発達を支える

弱視は努力不足ではありません。左右の視覚情報が脳にどう使われるかを考えます。

この教材で学ぶこと

脳と眼の協調

弱視は、眼と脳が協調して視覚情報を使う発達に問題が起こり、片眼の情報を脳が使いにくくなる状態です。多くは片眼に起こりますが両眼の場合もあります。本人が見ようと努力すれば解消するという説明はせず、視機能の発達の問題として理解します。

この段落の参考資料

気づきにくさ

一方の眼の見え方がよいと、その眼に頼って生活するため、保護者が弱視に気づかない場合があります。眼を細める、片眼を閉じる、頭を傾けるなどが手がかりとなることもあります。両眼で日常生活が送れているという印象と、左右それぞれの視力は分けて捉えます。

この段落の参考資料

原因の違い

左右の屈折異常の違い、両眼の向きがそろわない斜視、水晶体が濁る白内障などが弱視につながることがあります。斜視は眼の向きの問題、弱視は視覚発達の問題なので、同じ言葉ではありません。原因となる見えにくさの評価と対応が必要になります。

この段落の参考資料

遮閉の目的

眼科で良いほうの眼を覆う治療を指示することがあります。弱いほうの眼の情報を脳が使う機会を増やすためです。見えにくい眼を休ませる目的とは反対で、本人や家族が理由を理解することが支援につながります。時間や方法は個別の指示を確認します。

この段落の参考資料

早い評価の意味

弱視の治療は子どもの時期のほうが成人より効果を得やすく、早く始めることが大切とされています。困りごとの訴えが弱くても、視覚発達を評価する機会を保ちます。検査や治療の具体的な計画は眼科で確認し、家庭で遮閉時間などを決めないようにします。

この段落の参考資料

読んだ内容を、思い出せる知識に。

アプリではこの教材に関連する5問の問題と、用語の解説・書き込み・PDF出力を利用できます。

この項目の問題へ進む →

関連する知識

小児看護学の教材をすべて見る →
参考・更新情報

参考資料・出典

教材データ更新: · 出典参照済み/専門家による監修は未完了

看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。

医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。

編集方針・訂正の連絡方法