まなびの脈

母性看護学 · ライフコースの生理と観察

妊娠の場所:異所性妊娠と未確認を分ける

妊娠反応、超音波の位置情報、症状を別々の情報として組み合わせます。

この教材で学ぶこと

発育する場所

異所性妊娠は子宮の通常の内腔以外の場所で妊娠が発育する状態で、多くは卵管に生じます。妊娠が大きくなって破裂すると、腹腔内出血を起こし生命を脅かすことがあります。妊娠反応が陽性という情報だけでは、発育する場所は確認できません。

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部位が未確認の状態

妊娠反応が陽性でも、超音波で妊娠部位を確認できない場合があります。子宮内の非常に早い妊娠、流産後の反応の残存、異所性妊娠などが考えられます。この段階を異所性妊娠と即断せず、血液検査、画像、臨床症状の経過を合わせて評価します。

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痛みの場所

下腹部痛や性器出血だけでなく、肩先の持続する痛みが腹腔内への出血を示すことがあります。妊娠の可能性がある人で、説明できない肩先痛があるときも速やかな医療評価が必要です。筋肉痛と決めつけず、腹痛、出血、ふらつきなどと関連づけて伝えます。

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診断の組合せ

医療者は症状、診察、妊娠反応、超音波や血液検査を使って評価します。早い時期には一度の画像で場所が分からず、再検査が必要な場合があります。hCGの一つの数値や増え方を家庭で診断に使わず、検査計画と症状が変化した際の連絡先を確認します。

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治療後の経過

卵管を温存して妊娠組織を取り除く手術の後は、残った妊娠組織がないかホルモンの血液検査などで追跡します。経過によって追加の治療が必要な場合もあります。痛みが軽くなったことだけで経過観察を終えず、受けた治療に応じた計画を守ります。

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