精神看護学 · 依存症と回復
依存症と回復:責めるより支援につなぐ
依存症では物質使用や特定の行動を自分で調節することが難しくなり、健康や生活、人間関係へ影響が出る。意志が弱い人だけに起こる問題とせず、治療と継続した支援が必要な健康課題として理解する。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
構造・背景をつかむ
依存症では物質使用や特定の行動を自分で調節することが難しくなり、健康や生活、人間関係へ影響が出る。意志が弱い人だけに起こる問題とせず、治療と継続した支援が必要な健康課題として理解する。
しくみとつながり
使用を中断したときに離脱症状が生じる物質があり、重い症状には医療的な対応が必要となる。何を、どのくらい、いつまで使っていたかを確認し、急な中止を一律に安全と考えない。
比較して整理する
再使用は回復が不可能な証拠ではない。どのような場面や気持ち、環境がきっかけになったかを確認し、再発予防へつなげる。一度の出来事で支援を打ち切ったり、本人の価値を判断したりしない。
看護で観察する
身体状態、睡眠、食事、気分、安全、住居や経済の困難を確認する。本人が相談しやすい言葉を選び、隠したくなるような責め方を避ける。家族の負担も支援の対象になる。
学びを場面に結ぶ
治療機関、自助グループ、地域支援など複数のつながりを本人の希望に沿って検討する。使用しない日数だけでなく、生活の安定や助けを求められたことも評価する。危険な離脱や急変は速やかに相談する。
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- こころの情報サイト ↗国立精神・神経医療研究センター
- こころとくらし:精神疾患のある人の地域生活支援 ↗国立精神・神経医療研究センター