医療安全・感染 · 尿の通り道を保つ
尿の通り道を保つ:閉鎖式ドレナージ
尿道留置カテーテルでは、尿が流れる経路を保つことと感染の侵入機会を減らすことを同時に考える。留置が必要かを継続して見直し、便利だからという理由だけで続けない。抜去の判断は治療計画と手順に沿って相談する。
この教材で学ぶこと
何を、どこから理解するか
尿道留置カテーテルでは、尿が流れる経路を保つことと感染の侵入機会を減らすことを同時に考える。留置が必要かを継続して見直し、便利だからという理由だけで続けない。抜去の判断は治療計画と手順に沿って相談する。
しくみと役割
カテーテルと排液系は閉鎖を保ち、不必要に接続を外さない。尿の流れを妨げる屈曲や圧迫がないか確認し、蓄尿バッグは膀胱より低い位置に保つ。床に触れないようにすることも汚染の機会を減らす。
つながりと違い
尿が少ない場合、腎臓で作られる量が減ったのか、流路で滞っているのかを区別して考える。チューブのねじれや位置を確認することは役立つが、閉塞を疑って独自に接続を外したり洗浄したりしない。
看護の場面で考える
尿量・尿の性状に加え、下腹部の張り、痛み、発熱、全身状態を観察する。バッグの位置を直した後も経過を確認し、異常が続けば報告する。感染の有無を尿の色だけで決めつけず、検査や症状と合わせて評価する。
視点を変えて復習する
学習ではベッドから車椅子へ移る場面を想像し、バッグの高さとチューブの余裕を確認する順番を考える。移動中も閉鎖と流れを保ち、患者の動きを妨げないよう整えるという二つの目的を説明してみる。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
アプリではこの教材に関連する3問の問題と、用語の解説・書き込み・PDF出力を利用できます。
この項目の問題へ進む →関連する知識
医療安全・感染の教材をすべて見る →参考・更新情報
参考資料・出典
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- 尿道留置カテーテルの感染予防 ↗CDC / CAUTI guideline (2009), current recommendations page