まなびの脈

からだの構造 · 腎皮質・髄質・腎盂

腎皮質・髄質・腎盂:断面から尿を追う

腎臓の断面では、被膜の内側の腎皮質、腎錐体を含む腎髄質、尿を集める腎盂を区別する。これらは単に色が違う場所ではなく、腎小体・尿細管・集合管の分布や、できた尿を運ぶ経路と結びついている。

この教材で学ぶこと

何を、どこから理解するか

腎臓の断面では、被膜の内側の腎皮質、腎錐体を含む腎髄質、尿を集める腎盂を区別する。これらは単に色が違う場所ではなく、腎小体・尿細管・集合管の分布や、できた尿を運ぶ経路と結びついている。

しくみと役割

腎小体は皮質にあり、糸球体の毛細血管とそれを包むボーマン嚢で構成される。濾過された液は尿細管へ進む。腎盂は尿の通り道なので、血液を濾過する場所と同じではない。腎髄質には尿の濃縮に関係する直線的な管が走る。

つながりと違い

皮質は外周だけの薄い輪ではなく、腎柱として腎錐体の間にも延びる。集合管から腎乳頭へ進んだ尿は、腎杯から腎盂を経て尿管へ流れる。動脈・静脈の血液の経路と、尿の経路を別々の線で追うと混同しにくい。

看護の場面で考える

尿量の減少を見たときは、腎機能の変化だけでなく循環血液量や尿路の閉塞も考える。下腹部の張り、排尿状況、尿の色、体重や浮腫の経時変化を合わせて報告し、一つの観察所見から原因を断定しない。

視点を変えて復習する

模式模型では皮質・髄質・腎盂を順に選び、濾過する場所と尿が集まる場所を言い分ける。模式図の腎錐体の数・厚み・輪郭は実物の再現ではない。実際の腎臓の位置は全身模型、断面の役割はこの教材で補い合って確認する。

読んだ内容を、思い出せる知識に。

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参考・更新情報

参考資料・出典

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