老年看護学 · 立ち上がるとふらつく
立ち上がるとふらつく:高齢者の循環を読む
立ち上がると血液が下半身へ移動しやすくなり、循環を保つための調節が必要になる。起立時の血圧低下は、脱水、薬、自律神経の働きなど複数の要因と関係する。高齢だから仕方がないとだけ考えない。
この教材で学ぶこと
何を、どこから理解するか
立ち上がると血液が下半身へ移動しやすくなり、循環を保つための調節が必要になる。起立時の血圧低下は、脱水、薬、自律神経の働きなど複数の要因と関係する。高齢だから仕方がないとだけ考えない。
しくみと役割
症状が座位から立位へ変えた直後なのか、長く立った後なのか、食事や服薬の前後なのかを確かめる。めまいという言葉だけで内耳の異常と決めず、体位、血圧、脈拍、意識の変化を時間で結びつける。
つながりと違い
安静時の血圧が一度正常でも、体位を変えたときの循環が保たれるとは限らない。脱水や薬剤の影響と、移乗時の筋力・バランスの問題が重なることもある。転倒予防は循環と動作の両方から考える。
看護の場面で考える
離床前には本人の体調を聞き、指示や援助計画に沿って段階的に姿勢を変え、立位の症状を観察する。ふらつきがあれば無理に歩行を続けず安全を確保して相談する。観察のために転倒させるような試し方は行わない。
視点を変えて復習する
記録は「めまいあり」だけでなく、何の動作の何分後か、意識や脈拍の変化、休息でどう変わったかまで具体化する。本人の生活上の習慣やトイレへの急ぎなど、症状が転倒につながる場面も一緒に見直す。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
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参考資料・出典
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- 失神と起立性低血圧 ↗国立長寿医療研究センター