基礎科学 · 標本と母集団
標本と母集団:回答した人だけで全員を語らない
調べたい集団全体が母集団で、その一部として実際に調べたものが標本である。学校全員の学習の困りごとを知りたい場合でも、アプリへ意見を送った人だけの回答が全員を代表するとは限らない。誰が含まれたかが重要になる。
この教材で学ぶこと
何を、どこから理解するか
調べたい集団全体が母集団で、その一部として実際に調べたものが標本である。学校全員の学習の困りごとを知りたい場合でも、アプリへ意見を送った人だけの回答が全員を代表するとは限らない。誰が含まれたかが重要になる。
しくみと役割
標本を選ぶ方法によって、特定の特徴を持つ人が多く含まれることがある。積極的に利用する人、困りごとが強い人、回答する時間のある人では意見が違うかもしれない。人数が増えれば、選び方の偏りが必ず消えるわけではない。
つながりと違い
無作為抽出は、対象を確率にもとづいて選ぶ考え方であり、都合のよい人を適当に選ぶこととは異なる。選ばれた後の無回答なども結果に影響しうる。抽出方法と回収された回答の条件を分けて確認する。
看護の場面で考える
結果を読むときは対象、集め方、期間、回答数、答えなかった人を確認し、分かる範囲で結論を述べる。「利用者の回答では」と書くことと「全学生が」と書くことは違う。個人が特定される小さい集計にも配慮する。
視点を変えて復習する
練習では同じ質問を授業後の教室、オンライン、自由参加の会で集めたと想定し、含まれにくい人を考える。データを否定するだけでなく、どの判断には役立ち、何を追加して確かめるべきかを説明できるようにする。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
アプリではこの教材に関連する3問の問題と、用語の解説・書き込み・PDF出力を利用できます。
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参考資料・出典
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- 母集団と標本抽出 ↗総務省統計局 Data StaRt 三輪哲