まなびの脈

からだのしくみ · 内分泌と全身のつながり

カルシウムをつなぐ:副甲状腺・腎・腸・骨

血液中のカルシウムは骨の貯蔵だけで決まらない。PTHと活性型ビタミンDを四つの臓器で整理する。

教材データ更新: · 出典参照済み/専門家による監修は未完了

看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。

PTH:副甲状腺から腎・腸へ
PTH:副甲状腺から腎・腸へ · まなびの脈 · 独自制作 · 画像の出典
独自に作図・アニメーション制作。臨床画像や実際の反応時間の再現ではありません。

血中カルシウムと貯蔵

体内のカルシウムの多くは骨に蓄えられるが、血液中の濃度は神経や筋の働きに重要である。血中イオン化カルシウムの低下はPTH分泌の刺激となる。甲状腺と副甲状腺は近くにあっても、主なホルモンと働きは異なる。

PTHが腎で行うこと

PTHは腎におけるカルシウム保持やリン排泄、活性型ビタミンDの産生促進に関わる。カルシウムとリンは同じ方向に動くとは限らない。どの臓器で何を残し、何を出すかを分けると、単なる上下の暗記から理解へ進める。

腸と骨をつなぐ

活性型ビタミンDは腸管からのカルシウム・リン吸収を支える。骨では形成と吸収が続いており、ホルモンはその調節に関わる。カルシトニンは骨吸収を抑える作用を持つが、成人のカルシウム調節を説明するときはPTH・ビタミンDの役割が中心になる。

不足したときの観察

PTH不足による低カルシウム血症では、しびれや筋のけいれん・テタニーなどが問題になりうる。症状の程度と検査を合わせて判断し、強い症状を見つけたら迅速に共有する。自己判断で食品やサプリメントだけで対応しようとしない。

慢性腎臓病との関係

腎機能が低下するとリン排泄やビタミンD活性化が変化し、PTHを含む骨・ミネラル代謝の調節が乱れうる。骨だけの病気と考えず、腎臓・血液・血管のつながりとして学ぶ。治療時はカルシウムとリンの両方を継続して確認する。

動きで確かめる

PTH:副甲状腺から腎・腸へ · まなびの脈 · 独自制作
日本語の模式アニメーション。時間・濃度・大きさは定量的に再現していません。 · 映像の参考資料
動画の内容を文章で読む

血中Ca↓:副甲状腺が感知。カルシウムを調節するのは副甲状腺です。

PTH分泌↑:腎臓にも働く。PTHは腎でCa保持・リン排泄などにも関わります。

腎臓:活性型ビタミンD↑。腎臓はビタミンD活性化の重要な場所です。

腸管:Caの吸収↑。腸の吸収が増え、血中Caを支える方向に働きます。

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