まなびの脈

からだのしくみ · 内分泌と全身のつながり

前葉と後葉:運ぶ道筋から覚える

同じ「下垂体」でも、前葉へは門脈血、後葉へは神経の軸索がつなぐ。合成と放出を区別すると覚えやすい。

教材データ更新: · 出典参照済み/専門家による監修は未完了

看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。

下垂体:前葉と後葉の道筋
下垂体:前葉と後葉の道筋 · まなびの脈 · 独自制作 · 画像の出典
独自に作図・アニメーション制作。臨床画像や実際の反応時間の再現ではありません。

地図を先に描く

視床下部は神経からの情報を内分泌系へつなぐ。下垂体前葉の細胞はGH、PRL、TSH、ACTH、FSH、LHなどを合成・分泌する。一方、ADHとオキシトシンを合成する神経細胞の細胞体は視床下部にあり、後葉は主に貯蔵・放出の場になる。

前葉へ届く血液の経路

視床下部から出る放出ホルモン・抑制ホルモンは、下垂体門脈を通って前葉へ届く。全身を一周してから前葉へ到達する仕組みではない。TRH→TSH→甲状腺、CRH→ACTH→副腎皮質のように、まず通り道と次に働く相手を結びつける。

後葉へ届く神経の経路

ADHとオキシトシンは神経細胞の軸索に沿って後葉へ運ばれ、神経活動に応じて血中へ放出される。「後葉から分泌される」という表現だけで、後葉内で合成されると理解しないことが大切。合成→輸送→放出の三段階に分けて説明する。

フィードバックで調節する

甲状腺ホルモンやコルチゾールが十分になると、上流の視床下部・前葉への刺激が抑えられる。PRLではドパミンによる抑制が重要である。すべてのホルモンが同じ方向の刺激だけで制御されるわけではなく、促進と抑制の矢印を区別する。

検査を読むときの視点

標的臓器のホルモンが低値なら、上流のホルモンも一緒に確認する。上流が高い場合と低い場合では、障害の場所の考え方が異なる。検査値は薬剤、採血時刻、急性疾患などでも変わるため、一つの値のみで診断を決めず、経過と医師の評価を確認する。

動きで確かめる

下垂体:前葉と後葉の道筋 · まなびの脈 · 独自制作
日本語の模式アニメーション。時間・濃度・大きさは定量的に再現していません。 · 映像の参考資料
動画の内容を文章で読む

視床下部:放出・抑制ホルモン。神経系の情報が視床下部で内分泌系につながります。

下垂体門脈:血液で運ぶ。門脈を通って、前葉の細胞へ指令が届きます。

下垂体前葉:ホルモンを合成・分泌。前葉はGH・PRL・TSH・ACTH・FSH・LHなどを分泌します。

標的臓器:それぞれの作用へ。後葉は視床下部で合成されたADH・オキシトシンを放出します。

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参考資料・出典

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