看護学生の学習ルート · 3教材
ホルモンを、分泌場所と働きで整理
ホルモンの名前が混ざるときは、つくられる場所、運ばれる道筋、調節の順に整理してみましょう。視床下部・下垂体から恒常性まで、3つの教材をつなぐ復習ルートです。
授業の進度に合わせて、どこから読んでも大丈夫です。このルートは収録教材の一部をつなぐ案内で、この分野の全範囲を網羅するものではありません。
どこから、どこへ伝わる?
視床下部・下垂体とホルモン軸
脳の情報を放出ホルモンと刺激ホルモンで末梢内分泌腺へ伝え、出力を戻して調節する。
構造と役割
視床下部はTRH、CRH、GnRHなどを合成し、下垂体門脈を介して前葉を調節する。前葉はTSH、ACTH、LH、FSH、GH、プロラクチンを合成・分泌する。後葉は視床下部で作られたADHとオキシトシンを貯蔵・放出するため、合成場所を混同しない。
独自に作図・アニメーション制作。臨床画像や実際の反応時間の再現ではありません。
前葉と後葉では、道筋はどう違う?
前葉と後葉:運ぶ道筋から覚える
同じ「下垂体」でも、前葉へは門脈血、後葉へは神経の軸索がつなぐ。合成と放出を区別すると覚えやすい。
前葉へ届く血液の経路
視床下部から出る放出ホルモン・抑制ホルモンは、下垂体門脈を通って前葉へ届く。全身を一周してから前葉へ到達する仕組みではない。TRH→TSH→甲状腺、CRH→ACTH→副腎皮質のように、まず通り道と次に働く相手を結びつける。
独自に作図・アニメーション制作。臨床画像や実際の反応時間の再現ではありません。
変化に対し、どの向きへ調節する?
恒常性と負のフィードバック
内外の変化を感知し、基準からのずれを小さくする調節で内部環境を保つ。
しくみを順に理解する
負のフィードバックでは出力が初めの変化を打ち消す方向に働く。体温上昇に対する発汗が例である。正のフィードバックでは変化を増幅し、分娩時の子宮収縮や凝固のように、通常は終了条件のある過程で役立つ。
読んだ後に、つながりを思い出す
紙に「場所 → 運ぶ経路 → 作用先 → 調節」を書き、前葉と後葉をそれぞれ説明してみましょう。言葉に詰まったところだけ、該当する図鑑へ戻ります。
各項目の「問題を解く」から答えを見ずに確認し、間違えたところを読み直しましょう。復習の記録は学習アプリから続けられます。
最初の項目の問題から確かめる →出典と教材の確認状況
このページの医学・看護の説明は、リンク先の収録教材と同じ本文・資料に基づきます。詳しい解説と教材ごとの更新日は、各項目で確認できます。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
- OpenStax Anatomy and Physiology 2e 第17章:内分泌 ↗OpenStax, Rice University
- 甲状腺機能検査 ↗NIDDK / NIH
- Anatomy and Physiology 2e — 17.3 The Pituitary Gland and Hypothalamus ↗OpenStax, Rice University
- 視床下部と下垂体:構造とホルモン経路 ↗OpenStax / Rice University
- 副腎不全:症状と原因 ↗NIDDK / NIH
- OpenStax Anatomy and Physiology 2e 第1章:人体の構成と恒常性 ↗OpenStax, Rice University
- OpenStax Anatomy and Physiology 2e 第24章:代謝と栄養 ↗OpenStax, Rice University
- OpenStax Anatomy and Physiology 2e 第20章:血管と循環 ↗OpenStax, Rice University