精神看護学 · 不安と対処
不安症と身体症状への援助
不安が強いと動悸、息苦しさ、発汗などが生じ、その感覚への恐怖がさらに不安を強める場合がある。ただし身体疾患でも似た症状が起こるため、心理的な原因だけで説明せず状態を評価する。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
原理をつかむ
不安が強いと動悸、息苦しさ、発汗などが生じ、その感覚への恐怖がさらに不安を強める場合がある。ただし身体疾患でも似た症状が起こるため、心理的な原因だけで説明せず状態を評価する。 精神看護では症状だけで人を評価せず、本人の体験、生活、希望を理解する。身体状態や薬の影響も確認し、信頼関係と安全の両方を支える。
観察で確かめる
症状の始まり、誘因、呼吸や循環、本人の恐怖、避けている場面、これまでの対処と生活への影響を確認する。 単発の値や一度の印象だけで判断せず、いつから、どの場面で変わったか、普段との差は何かを整理する。
場面から判断する
不安の強い患者が急に息苦しさと胸の不快感を訴えた。 この場面では、安全と身体状態を確認し、落ち着いた関わりで苦痛を聴きながら必要な評価につなぐ。得られた情報と、その情報から考えたことを分け、対応後にも同じ観点で変化を確かめる。
安全と尊厳を守る
不安だから大丈夫と断定しない。恐怖を否定せず、本人が使える対処を専門職と相談し、危険のある独自の呼吸法や薬の使い方を勧めない。 わからない点や自分の役割を超える対応は、教員・指導者・担当者へ具体的に相談する。
他の学びとつなぐ
症状に心理的要因がありそうでも、身体状態の観察は省けない。見落としたくない原因と本人の体験の両方を整理することがアセスメントになる。 このつながりを踏まえ、観察する理由を自分の言葉で説明すると、別の事例でも知識を使いやすくなる。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- 不安症 ↗国立精神・神経医療研究センター
- こころの情報サイト ↗国立精神・神経医療研究センター