まなびの脈

老年看護学 · 急性変化の観察

せん妄と急な認知・注意の変化

せん妄では注意や意識の状態が急に変わり、一日の中でも程度が変動することがある。感染、脱水、薬、痛み、環境変化など複数の要因が関わり、落ち着かない場合だけでなく反応が乏しい場合もある。

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原理をつかむ

せん妄では注意や意識の状態が急に変わり、一日の中でも程度が変動することがある。感染、脱水、薬、痛み、環境変化など複数の要因が関わり、落ち着かない場合だけでなく反応が乏しい場合もある。 高齢者では一つの問題が食事、活動、認知、社会参加へ波及しやすい。年齢だけで能力を決めつけず、普段の暮らしと本人が保っている力を出発点にする。

観察で確かめる

発症時期、注意の保ち方、昼夜の変動、普段の認知状態、痛み、発熱、酸素化、排泄、薬の変更を確認する。 単発の値や一度の印象だけで判断せず、いつから、どの場面で変わったか、普段との差は何かを整理する。

場面から判断する

昨日まで会話できた入院患者が、今日はぼんやりして食事に集中できない。 この場面では、急な変化として報告し、身体状態や薬、環境などの誘因をチームで確認する。得られた情報と、その情報から考えたことを分け、対応後にも同じ観点で変化を確かめる。

安全と尊厳を守る

静かだから問題がないとは考えない。安全を確保しつつ、見当識を助ける説明、眼鏡や補聴器、睡眠環境などを整え、原因の評価を優先する。 わからない点や自分の役割を超える対応は、教員・指導者・担当者へ具体的に相談する。

他の学びとつなぐ

薬の追加や変更が注意・覚醒に影響することがある。いつから変化したかを服薬歴と照合すると、薬剤を含む原因の検討に役立つ。 このつながりを踏まえ、観察する理由を自分の言葉で説明すると、別の事例でも知識を使いやすくなる。

読んだ内容を、思い出せる知識に。

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参考資料・出典

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