医療安全・感染 · 医療安全
患者確認と取り違え防止
患者確認は、名前や生年月日など施設が定める複数の識別情報を使い、本人と指示・物品を結びつける行為である。部屋番号、顔を知っていること、返事をしたことだけでは確認にならない。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
原理をつかむ
患者確認は、名前や生年月日など施設が定める複数の識別情報を使い、本人と指示・物品を結びつける行為である。部屋番号、顔を知っていること、返事をしたことだけでは確認にならない。 安全は個人の注意力だけに任せず、確認方法、情報共有、環境、仕組みを整えて守る。異常を見つけた時点で対応し、責任追及のために報告を遅らせない。
観察で確かめる
本人が名乗った情報、リストバンド、検査・処置の指示、物品表示、同姓同名、意思疎通の状況を照合する。 単発の値や一度の印象だけで判断せず、いつから、どの場面で変わったか、普段との差は何かを整理する。
場面から判断する
同じ病室に似た名前の患者がおり、呼びかけに二人とも返事をした。 この場面では、定められた識別情報で本人と指示を改めて照合する。得られた情報と、その情報から考えたことを分け、対応後にも同じ観点で変化を確かめる。
安全と尊厳を守る
誘導的に「○○さんですね」だけで済ませない。返答できない場合も施設で定めた代替の照合を行う。 わからない点や自分の役割を超える対応は、教員・指導者・担当者へ具体的に相談する。
他の学びとつなぐ
本人と薬剤・指示の結びつけを誤ると薬の内容が正しくても誤投与になるため、患者確認は与薬安全の入口になる。 このつながりを踏まえ、観察する理由を自分の言葉で説明すると、別の事例でも知識を使いやすくなる。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- 医療安全情報 ↗日本医療機能評価機構
- 看護師等養成所の運営に関する指導ガイドライン ↗厚生労働省