まなびの脈

成人看護学 · 消化器の看護

腸閉塞と腹部症状

腸の内容物が先へ進みにくくなると、腹痛、膨満、嘔吐、排便・排ガスの変化が起こる。原因や血流障害の有無で緊急度が異なり、腹部症状を単なる便秘として扱わないことが大切である。

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原理をつかむ

腸の内容物が先へ進みにくくなると、腹痛、膨満、嘔吐、排便・排ガスの変化が起こる。原因や血流障害の有無で緊急度が異なり、腹部症状を単なる便秘として扱わないことが大切である。 同じ病名でも、発症からの経過や臓器障害、治療内容、仕事と家庭の役割は異なる。検査値だけで患者像を決めず、本人の暮らしへの影響を合わせて考える。

観察で確かめる

痛みの開始と性質、腹部膨満、嘔吐、排便と排ガス、体温、循環、手術歴、脱水の兆候を確認する。 単発の値や一度の印象だけで判断せず、いつから、どの場面で変わったか、普段との差は何かを整理する。

場面から判断する

腹部の張りと繰り返す嘔吐があり、排ガスもなく痛みが増している。 この場面では、腸閉塞などを疑う症状として速やかに担当者へ報告する。得られた情報と、その情報から考えたことを分け、対応後にも同じ観点で変化を確かめる。

安全と尊厳を守る

自己判断で下剤や大量の飲水を勧めない。嘔吐時は誤嚥と体液喪失にも注意する。 わからない点や自分の役割を超える対応は、教員・指導者・担当者へ具体的に相談する。

他の学びとつなぐ

嘔吐や腸管内への体液移動で循環に使える水分が減ることがあり、腹部の観察と脱水・循環の評価を結びつける。 このつながりを踏まえ、観察する理由を自分の言葉で説明すると、別の事例でも知識を使いやすくなる。

読んだ内容を、思い出せる知識に。

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参考資料・出典

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