看護の学習図鑑 · 20項目
成人看護学
授業の予習・復習に。知りたい項目を選ぶと、しくみと看護へのつながり、参考資料を読めます。
心不全:うっ血と低灌流
心不全では心臓の働きが身体の必要に追いつかず、血液を前へ送る力の不足と血液のうっ滞が問題になる。肺のうっ血は息苦しさ、末梢のうっ血は浮腫として現れ、活動のしづらさにつながる。
解説を読む →成人看護学 · 循環器の看護急性冠症候群と胸痛の観察
冠動脈の血流が不足すると心筋への酸素供給が足りなくなる。急な血流低下は心筋障害や重い不整脈につながるため、胸痛の程度だけでなく発症状況と全身の変化を重視する。
解説を読む →成人看護学 · 循環器の看護心房細動と塞栓症の予防
心房細動では心房が規則的に収縮せず、脈が不規則になることがある。心房内にできた血栓が脳の血管へ流れると脳塞栓を起こす。動悸の有無と脳梗塞の危険は同じではない。
解説を読む →成人看護学 · 脳神経の看護脳卒中の早期発見と生活支援
脳卒中は脳血管の閉塞や破綻によって脳組織が障害される病気で、急な片側の麻痺や言語障害などが手がかりになる。早期の対応と、回復後の生活機能・再発予防の支援が連続している。
解説を読む →成人看護学 · 呼吸器の看護COPDと活動を支える看護
COPDでは有害な粒子やガスへの曝露などに関連して気道や肺胞が傷つき、空気を吐き出しにくくなる。息切れで活動が減ると筋力も低下し、さらに活動しにくくなる循環を生じる。
解説を読む →成人看護学 · 呼吸器の看護喘息:症状と気道炎症
喘息では気道の炎症を背景に気道が刺激に反応しやすくなり、狭くなることで咳、喘鳴、息苦しさが起こる。発作がない時間にも炎症が続くことがあり、症状の軽減だけで管理を終えない。
解説を読む →成人看護学 · 呼吸器の看護肺炎と高齢者の非典型的な変化
肺炎は病原体などにより肺に炎症が生じ、呼吸と全身状態に影響する。高齢者や抵抗力が低い人では、発熱や強い咳が目立たず、元気や食事量の低下が先に見えることもある。
解説を読む →成人看護学 · 代謝の看護糖尿病とセルフマネジメント
糖尿病ではインスリンの分泌不足や働きにくさによって高血糖が続く。長期の血管や神経への影響を減らすには、薬だけでなく食事、活動、検査、足の観察などを暮らしの中で続ける支援が必要になる。
解説を読む →成人看護学 · 代謝の看護低血糖の観察と緊急性
低血糖では脳に必要なブドウ糖が不足し、冷汗や震え、動悸のほか、集中困難、言動の変化、意識低下などが起こりうる。治療薬、食事量、活動量、体調の変化の組合せを考える。
解説を読む →成人看護学 · 腎・泌尿器の看護慢性腎臓病と生活支援
慢性腎臓病では腎臓の障害や機能低下が続き、水分・電解質・老廃物の調整に影響する。進行しても自覚症状が乏しい場合があり、検査と生活の情報をつなげ、心血管病の予防も考える。
解説を読む →成人看護学 · 腎・泌尿器の看護透析と療養生活
透析は腎機能の一部を補い、水分や老廃物などを調整する治療である。血液透析では血液を体外の回路へ流すため、血管へのアクセスの管理と、治療中の循環変化の観察が重要になる。
解説を読む →成人看護学 · 消化器の看護肝硬変と合併症の観察
肝硬変では肝臓の構造と機能が変わり、門脈の圧上昇や合成・代謝機能の低下が問題になる。腹水、出血、意識の変化などが関連して起こり、見た目のむくみだけを個別に扱わない。
解説を読む →成人看護学 · 消化器の看護消化管出血と循環の変化
消化管出血では吐血、黒色便、血便などが現れ、出血量や速度によって循環血液量と酸素運搬が低下する。便や吐物の見た目だけで正確な出血量はわからず、全身状態と経時変化が重要になる。
解説を読む →成人看護学 · 消化器の看護腸閉塞と腹部症状
腸の内容物が先へ進みにくくなると、腹痛、膨満、嘔吐、排便・排ガスの変化が起こる。原因や血流障害の有無で緊急度が異なり、腹部症状を単なる便秘として扱わないことが大切である。
解説を読む →成人看護学 · 血液の看護貧血と活動耐容能
貧血では酸素を運ぶヘモグロビンが不足し、疲労、動悸、息切れなどが現れる。出血、産生低下、破壊亢進など原因はさまざまで、鉄不足と決めつけず原因と進行速度を考える。
解説を読む →成人看護学 · 血液・がんの看護好中球減少と感染の早期発見
好中球が減ると病原体への防御が弱くなり、感染が進みやすくなる。がんや治療による骨髄抑制が背景になることがある。発熱などの変化を早く把握し、個別に示された連絡方法を共有する。
解説を読む →成人看護学 · 運動器の看護骨折と神経・循環の観察
骨折は骨だけでなく周囲の軟部組織、血管、神経にも影響する。固定と安静は必要だが、過度な不活動は全身の機能を落とすため、許可された範囲の活動と合併症予防を考える。
解説を読む →成人看護学 · 周手術期看護周手術期の観察と回復支援
手術や麻酔は呼吸、循環、体温、痛み、活動、排泄などに影響する。術後は手術部位だけでなく全身をみて、出血や呼吸障害を早く捉えながら、回復に必要な活動を支える。
解説を読む →成人看護学 · 周手術期看護静脈血栓と肺血栓塞栓症
下肢などの静脈でできた血栓が肺の血管へ運ばれると、肺循環が妨げられる。長い不活動や手術などが背景になるため、予防とともに突然の呼吸・循環の変化を早く捉える。
解説を読む →成人看護学 · 終末期・がん看護緩和ケアと全人的苦痛
緩和ケアは病気の終末期だけに限らず、深刻な病気と向き合う本人と家族の苦痛を早期から軽減する支援である。身体症状に加え、不安、経済・役割の問題、人生の意味に関する苦悩を考える。
解説を読む →看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。