基礎科学 · 臨床疑問と文献検索
PICOで看護の疑問を形にする
PICOは、対象、介入、比較、結果の四つの要素で疑問を整理する方法である。何がよいかという漠然とした問いを、誰にどの方法を用いると何が変わるかという調べられる問いにする。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
原理をつかむ
PICOは、対象、介入、比較、結果の四つの要素で疑問を整理する方法である。何がよいかという漠然とした問いを、誰にどの方法を用いると何が変わるかという調べられる問いにする。 科学的に考えるとは、一つの情報をそのまま結論にせず、どのように得られた情報かを吟味することでもある。根拠の強さと限界を言葉にして、看護の判断につなぐ。
観察で確かめる
対象者の条件、検討する援助、比較する方法、本人に重要な結果、観察する期間を確認する。 単発の値や一度の印象だけで判断せず、いつから、どの場面で変わったか、普段との差は何かを整理する。
場面から判断する
「口腔ケアはよいか」を調べようとしたが、情報が多すぎて選べない。 この場面では、対象者、比較するケア、評価したい結果を具体化して検索の問いを絞る。得られた情報と、その情報から考えたことを分け、対応後にも同じ観点で変化を確かめる。
安全と尊厳を守る
結果を自分の期待に合うものだけに絞らない。援助のしやすさだけでなく苦痛や有害な結果も考え、適切な検索語と対象範囲を検討する。 わからない点や自分の役割を超える対応は、教員・指導者・担当者へ具体的に相談する。
他の学びとつなぐ
口腔ケアの効果を調べる時は口内の清潔だけでなく、痛み、食べやすさ、誤嚥など目的に応じた結果を決める。援助の目的が検索の問いにつながる。 このつながりを踏まえ、観察する理由を自分の言葉で説明すると、別の事例でも知識を使いやすくなる。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- 診療ガイドラインQ&A・基礎編 ↗日本医療機能評価機構 Minds
- Minds診療ガイドライン作成・基礎資料 ↗日本医療機能評価機構 Minds