からだの構造 · 消化・栄養・代謝
口腔・唾液・嚥下・食道
咀嚼と唾液で食塊を作り、気道を守りながら咽頭と食道を通して胃へ送る。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
構造と役割
歯と咀嚼筋は食物を細かくし、舌は唾液と混ぜて食塊を形成する。唾液は湿潤、潤滑、口腔防御などに働き、アミラーゼはデンプン消化を始める。耳下腺、顎下腺、舌下腺などが分泌を担う。
しくみを順に理解する
嚥下は口腔期から咽頭期、食道期へ続き、随意と反射の成分を含む。咽頭期は呼吸との協調が必要で、喉頭の挙上と声門閉鎖などが気道を守る。食道の蠕動は重力だけに頼らず食塊を胃へ送る。
ほかの機能との関係
下部食道括約部は胃内容の逆流を防ぐ機能に関わる。口腔乾燥、歯の問題、神経障害、意識低下などは食塊形成や嚥下へ影響する。栄養摂取の不足と誤嚥のリスクは同時に評価する必要がある。
看護につながる観察
食形態だけでなく口腔状態、姿勢、一口量、速度、疲労、食後の声や呼吸を観察する。本人の好みと尊厳を尊重しつつ、評価に基づく方法を共有する。口腔ケアは清潔保持だけでなく食べる機能の支援にもなる。
理由から考えるミニケース
食道が食塊を胃へ運ぶ主な仕組みはどれか。 食道の筋が順に収縮する蠕動によって食塊が進む。食事姿勢は安全上重要だが、輸送が重力だけで起きるわけではない。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- OpenStax Anatomy and Physiology 2e 第23章:消化 ↗OpenStax, Rice University