からだのしくみ · 血液・リンパ・免疫
血小板・凝固・線溶
血管損傷への素早い栓とフィブリンの補強、不要になった血栓の分解が釣り合う。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
構造と役割
血小板は骨髄の巨核球からできる細胞質の断片で、血管損傷部で粘着・活性化・凝集して一次止血栓を作る。血管収縮や内皮の状態も止血へ関与する。血小板数が保たれていても薬剤などで機能が低下することがある。
しくみを順に理解する
凝固因子の反応によってトロンビンが生じ、フィブリノゲンをフィブリンへ変換する。フィブリンが血小板栓を補強する。試験管内の内因系・外因系という区分は検査理解に役立つが、生体内では経路が連携している。
ほかの機能との関係
多くの凝固因子は肝で作られ、一部の機能化にはビタミンKが必要となる。線溶ではプラスミンがフィブリンを分解する。凝固と抗凝固・線溶の釣り合いが崩れると出血だけでなく血栓も起こる。
看護につながる観察
皮下・粘膜出血、創部、便尿、頭痛や神経症状、薬剤歴を確認する。血小板数、PT、APTT、フィブリノゲン、Dダイマーなどは異なる過程を反映する。Dダイマー陽性だけで血栓の部位や原因を確定できない。
理由から考えるミニケース
抗血小板薬使用中の出血リスク評価として適切なのはどれか。 血小板の数と機能は別である。治療薬の作用点を確認し、検査と実際の出血所見を組み合わせる。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- OpenStax Anatomy and Physiology 2e 第18章:血液 ↗OpenStax, Rice University