まなびの脈

からだのしくみ · 腎臓・体液・酸塩基

呼吸性・代謝性の酸塩基障害

CO₂の一次変化と重炭酸の一次変化を区別し、pHの方向と代償を読み解く。

教材データ更新: · 出典参照済み/専門家による監修は未完了

看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。

構造と役割

呼吸性アシドーシスは主にCO₂貯留、呼吸性アルカローシスはCO₂低下によってpHを変える過程である。代謝性アシドーシスは酸負荷やHCO₃⁻喪失など、代謝性アルカローシスは酸喪失やHCO₃⁻増加などで起こる。

しくみを順に理解する

単純な代謝性アシドーシスでは呼吸性代償として換気が増え、PaCO₂が下がる方向に働く。慢性の呼吸性アシドーシスでは腎がHCO₃⁻を保持する方向に適応する。代償があることと、原因の病気が治ったことを区別する。

ほかの機能との関係

嘔吐による胃酸喪失は代謝性アルカローシス、下痢による腸液の重炭酸喪失は代謝性アシドーシスに関与しうる。乳酸やケト酸、腎機能低下も代謝性アシドーシスの原因になる。病態によって混合性障害も起こる。

看護につながる観察

pHの方向を見て、次にPaCO₂とHCO₃⁻のどちらが主変化を説明するか考える。代償の程度が予想と合わない場合は混合性を考え、経験則だけで判断しない。臨床背景と検体条件を含めて確認する。

理由から考えるミニケース

pH7.30、PaCO₂60mmHg、HCO₃⁻29mmol/LでpH低下を直接説明する主な変化はどれか。 pHは低く、PaCO₂上昇は酸性化の方向である。HCO₃⁻上昇は反対方向に働くため、主変化は呼吸性と考える。急性・慢性や混合性の判定には追加評価が必要。

読んだ内容を、思い出せる知識に。

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参考資料・出典

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