まなびの脈

薬理学 · 血液・代謝の薬

抗血小板薬と止血機能

血小板の活性化を抑える薬を、抗凝固薬との違いと併用時の出血リスクから学ぶ。

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看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。

作用を理解する

血小板は損傷した血管に付着して活性化し、集まって一次止血に関わる。アスピリンは血小板のCOXを阻害してトロンボキサン産生を減らし、クロピドグレルなどはADPのP2Y12受容体を阻害する。凝固因子を主な標的とする抗凝固薬とは作用点が異なる。

代表薬・臨床での位置づけ

抗血小板薬は虚血性心疾患や非心原性脳梗塞の再発予防、冠動脈ステント治療後などで使用される。複数剤を組み合わせる期間や対象は、血栓・出血の危険性によって決められる。薬が似た目的を持っていても、抗凝固薬と自由に置き換えることはできない。

有害作用と注意点

皮下出血、消化管出血などに注意し、アスピリンでは消化管障害や過敏反応も問題となる。抗凝固薬やNSAIDsなどの併用で出血が増える可能性がある。血小板数が正常でも血小板機能が抑制されていることがあり、数だけで止血機能を判断しない。

看護で確認する情報

出血部位、便・尿の変化、血算、胃痛、呼吸器症状、治療歴と薬歴を確認する。冠動脈ステント留置後かどうかは、中断の危険性を考える重要な情報になる。抜歯や内視鏡などの予定があれば早めに共有し、実施科と処方医の調整を支援する。

服薬支援につなげる

市販の鎮痛薬にも同系統の成分が含まれることを伝え、成分の重複を確認する。あざが気になるからと自己中断するのではなく、程度と部位を相談できるようにする。止血しにくい出血や頭部打撲時の連絡方法を、患者の生活に合わせて確認する。

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参考資料・出典

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