まなびの脈

薬理学 · 消化器の薬

下剤・止痢薬・制吐薬

腸管運動、腸内水分、嘔吐経路への作用を症状の原因と結びつけて考える。

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看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。

作用を理解する

浸透圧性下剤は腸内の水分保持を増やし、刺激性下剤は腸の運動などを促す。止痢薬には腸管運動を抑えるものがある。制吐薬は5-HT3、ドパミン、NK1などの受容体を標的とし、薬によって嘔吐の信号経路や消化管運動への関わり方が異なる。

代表薬・臨床での位置づけ

便秘、下痢、抗がん薬に伴う悪心・嘔吐などで病態に応じて選ばれる。便秘の原因には水分・活動・疾患・薬があり、下痢も感染や炎症など多様である。腹痛と便秘があるから下剤、下痢があるから止痢薬という一律の選択をせず、原因評価を先に考える。

有害作用と注意点

下剤の使用では下痢、脱水、電解質異常などがあり、Mgを含む製剤では腎機能低下時の高Mg血症に注意する。感染性下痢や腸閉塞が疑われる状況での対症薬には慎重な判断が必要になる。制吐薬には錐体外路症状、便秘、QT延長など薬剤固有の注意点がある。

看護で確認する情報

便の回数・性状、腹部膨満、痛み、嘔吐、摂取量、入出量、電解質、併用薬を確認する。排便がない日数だけでなく普段の状態と苦痛も把握する。強い腹痛、血便、持続する嘔吐などは重い病態の手掛かりになり、対症薬で経過を隠さず速やかに共有する。

服薬支援につなげる

服薬以外の水分・食事・活動の支援は、心腎機能や嚥下など個人の条件に合わせる。自己追加の習慣や薬への不安を確認し、目標となる排便状態を共有する。制吐薬の使用時刻や予防目的を説明し、効果不十分や新しい症状は処方者へ相談できるようにする。

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参考資料・出典

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