薬理学 · 鎮痛・麻酔の薬
オピオイド鎮痛薬と呼吸・鎮静の観察
鎮痛効果と中枢抑制を分けて評価し、便秘・眠気・呼吸変化を見逃さない。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
作用を理解する
モルヒネ、オキシコドン、フェンタニルなどはオピオイド受容体に作用し、痛みの伝達や知覚を変える。作用部位は中枢と末梢にあり、鎮痛だけでなく呼吸、意識、消化管運動にも影響する。薬剤ごとに代謝、活性代謝物、経路や作用持続が異なる。
代表薬・臨床での位置づけ
がん疼痛や術後痛などで、痛みの原因と強さ、生活への影響、臓器機能に合わせて使用される。持続する痛みへの薬と突出する痛みへの薬を区別する。貼付剤や徐放製剤は即時の調整に向くとは限らず、患者の状態と製品の適応・使用経験を確認する。
有害作用と注意点
眠気、悪心、便秘、尿閉、呼吸抑制などがあり、中枢抑制薬や飲酒の重なりで危険が増える。耐性や身体依存と、行動面を含む依存症は同じ意味ではない。正しい評価なしに依存を恐れて痛みを放置することも、眠気をすべて正常とみなすことも避ける。
看護で確認する情報
疼痛尺度と活動、呼吸数・深さ、意識・鎮静度、酸素化、便通、腎機能、直前の薬歴を合わせて観察する。酸素投与中は酸素飽和度だけでは換気低下を捉えきれない場合がある。呼びかけへの反応低下や浅い呼吸などでは、手順に沿って直ちに支援を求める。
服薬支援につなげる
便秘対策や服薬記録、保管、貼付剤の交換と廃棄方法を個別に確認する。貼付部への加温など吸収を変える条件も説明する。鎮痛の目標と副作用の相談先を共有し、追加・中止・減量は処方計画に沿って行う。痛みと不安を遠慮なく伝えられる関係を整える。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- Open RN 第10章 鎮痛薬・麻酔薬 ↗Open Resources for Nursing / NCBI Bookshelf
- Open RN Nursing Pharmacology 2e 第1章 薬物動態・薬力学 ↗Open Resources for Nursing / NCBI Bookshelf