まなびの脈

薬理学 · 内分泌・呼吸の薬

気管支拡張薬と吸入手技

気道平滑筋への作用と吸入方法を理解し、症状緩和と有害作用を評価する。

教材データ更新: · 出典参照済み/専門家による監修は未完了

看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。

作用を理解する

β2刺激薬は気道平滑筋のβ2受容体に作用して弛緩を促し、抗コリン薬はムスカリン受容体を介する気道収縮を抑える。テオフィリンには気管支拡張作用があるが治療域が狭い。気道の炎症を抑える治療と、収縮を緩める治療は役割を分けて考える。

代表薬・臨床での位置づけ

喘息やCOPDなどで、短時間作用型・長時間作用型や配合剤を病態に応じて使う。喘息では長時間作用型β2刺激薬を単独の維持治療として用いるのではなく、吸入ステロイドを含む治療の位置づけが重要である。発作時に使う薬の役割は個別の治療計画を確認する。

有害作用と注意点

β2刺激薬では振戦、動悸、頻脈、低K血症など、抗コリン薬では口渇や排尿への影響などに注意する。テオフィリンでは悪心、不整脈、けいれんなどが中毒の手掛かりとなる。吸入なら全身性有害作用が全くないとはいえず、重複使用にも注意する。

看護で確認する情報

呼吸数、呼吸仕事量、喘鳴、酸素化、心拍、症状の変化と吸入手技を確認する。薬が効かない場合は病態悪化だけでなく、吸気流量、噴霧との同調、機器準備なども評価する。息苦しさが強まる場面では手技指導だけに時間を費やさず、急性増悪として支援を求める。

服薬支援につなげる

患者に実際の機器で手順を示してもらい、できる点と困る点を確認する。デバイスによって操作と適切な吸い方が違うため、一つの方法を全機器へ当てはめない。症状が増えた時や頓用薬の使用が増えた時の連絡方法を共有し、独自の追加使用を勧めない。

読んだ内容を、思い出せる知識に。

アプリではこの教材に関連する3問の問題と、用語の解説・書き込み・PDF出力を利用できます。

アプリでこの項目を復習する →

関連する知識

薬理学の教材をすべて見る →

参考資料・出典

医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。

編集方針・訂正の連絡方法