まなびの脈

薬理学 · 循環器・腎臓の薬

Ca拮抗薬とβ遮断薬

血管・心臓への作用の違いから、血圧と脈拍の観察を組み立てる。

教材データ更新: · 出典参照済み/専門家による監修は未完了

看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。

作用を理解する

Ca拮抗薬は細胞へのCa流入を抑え、血管平滑筋や心筋・刺激伝導系の働きを変える。β遮断薬は交感神経のβ受容体作用を抑え、心拍数や収縮力、レニン分泌などに影響する。降圧薬という共通の呼び方だけでは、作用部位と観察項目の違いを説明できない。

代表薬・臨床での位置づけ

アムロジピンなどのジヒドロピリジン系は主に血管拡張、ベラパミルなどは心臓の伝導抑制も特徴となる。β遮断薬にはβ1選択性などの違いがあり、高血圧、不整脈、狭心症、一部の心不全などで用いられる。薬と病態によって使用目的は異なる。

有害作用と注意点

Ca拮抗薬では頭痛、顔面紅潮、浮腫、製品によって徐脈や便秘がみられる。β遮断薬では徐脈、疲労、低血圧、気管支への影響などに注意する。低血糖時の動悸などが目立ちにくくなることもあり、糖尿病患者では症状の評価を工夫する。

看護で確認する情報

投与前後の血圧、脈拍、起立時症状、呼吸状態、浮腫を確認する。脈拍を遅くする薬の併用や刺激伝導障害の既往も把握する。観察値が指示された範囲から外れる場合は施設の基準に従って確認し、数値だけから学生が投薬可否を決めない。

服薬支援につなげる

毎日の症状や脈拍・血圧記録が診療に役立つことを説明する。薬によっては急な中止で状態が悪化するため、自己中止せず相談できる体制を整える。足のむくみが出た際も心不全と決めつけず、薬の開始時期と呼吸・体重変化を一緒に伝えられるよう支援する。

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参考資料・出典

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