まなびの脈

薬理学 · 薬理の基礎

薬力学:受容体・作動薬・拮抗薬

薬が標的に働きかける仕組みから、治療効果と望ましくない作用の両方を説明する。

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看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。

作用を理解する

薬力学は、薬が体にどのような作用を及ぼすかを扱う。受容体への結合、酵素の阻害、イオンチャネルや輸送体への作用などがある。受容体に結合する強さと、その受容体を介して反応を起こす能力は別の性質であり、結合しただけで必ず刺激するとは限らない。

代表薬・臨床での位置づけ

作動薬は受容体を介して反応を起こし、拮抗薬は作動薬の作用を妨げる。β2受容体作動薬の気管支拡張、β受容体遮断薬の心拍への作用、オピオイド拮抗薬の受容体作用の遮断などが例になる。部分作動薬や受容体以外に働く薬もあり、二分類だけでは全てを説明できない。

有害作用と注意点

選択性のある薬でも、条件によって別の組織への作用が現れる。濃度を上げれば効果だけが増すとは限らず、有害作用が強くなることもある。最大効果の大きさである効力の上限と、ある効果を得るための量の少なさを表す強さを混同しない。

看護で確認する情報

血中濃度が同程度でも、年齢、病態、受容体感受性、耐性などによって反応は変わりうる。血圧、脈拍、呼吸、意識、疼痛など、薬の標的に対応する指標を選ぶ。患者が求める活動や睡眠の改善も評価し、数値のみを治療目標としない。

服薬支援につなげる

患者には薬の役割を、血管を広げる、気道を広げるなど生活と結びつく言葉で説明する。強い薬・弱い薬という一語で善悪を決めず、目的と安全性を一緒に考える。十分な効果がないときも、観察情報を共有して処方者による評価につなげる。

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参考資料・出典

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