まなびの脈

薬理学 · 血液・代謝の薬

糖尿病治療薬の作用と有害作用

薬効群による違いを理解し、低血糖・脱水・乳酸アシドーシスなどを見分ける。

教材データ更新: · 出典参照済み/専門家による監修は未完了

看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。

作用を理解する

メトホルミンは主に肝臓での糖産生を抑え、SGLT2阻害薬は腎尿細管での糖再吸収を抑える。SU薬はインスリン分泌を促し、DPP-4阻害薬やGLP-1受容体作動薬はインクレチンに関わる作用を利用する。血糖が下がる過程が違えば、観察すべき危険も異なる。

代表薬・臨床での位置づけ

2型糖尿病などで病態、体重、心腎疾患、低血糖リスク、生活状況を踏まえて選択される。GLP-1受容体作動薬には注射製剤などもあり、糖尿病薬をすべて飲み薬と考えない。単剤か併用かによっても作用と安全性は変わり、薬剤名だけで評価を終えない。

有害作用と注意点

SU薬では低血糖、メトホルミンでは特定のリスク下で乳酸アシドーシス、SGLT2阻害薬では脱水や尿路・性器感染、ケトアシドーシスなどに注意する。SGLT2阻害薬では血糖が著しく高くなくてもケトアシドーシスが起こりうる。頻度と重症度を分けて理解する。

看護で確認する情報

血糖、食事・水分、体重、腎機能、消化器症状、感染徴候を観察する。悪心、腹痛、深い呼吸、強い倦怠感などを単なる胃腸炎と決めつけない。検査や手術の予定、発熱・脱水時には、使用薬と症状を伝えて個別の対応を確認する必要がある。

服薬支援につなげる

飲み忘れや体調不良時の対応は薬ごとの事前指示を確認する。副作用を恐れて一括中止したり、血糖が高いから追加したりする自己判断を避ける支援が大切である。服用・注射の手順や生活上の負担を聞き、実行可能な方法を医師・薬剤師と調整する。

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参考資料・出典

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