基礎科学 · 交絡とバイアス
交絡とバイアス:関連が見えても原因とは限らない
二つの事柄が一緒に変化しても、一方が他方の原因とは限らない。年齢や病気の重さなど第三の要因が、比較する要因と結果の両方に関係して見かけの関連をつくる場合があり、交絡と呼ばれる。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
構造・背景をつかむ
二つの事柄が一緒に変化しても、一方が他方の原因とは限らない。年齢や病気の重さなど第三の要因が、比較する要因と結果の両方に関係して見かけの関連をつくる場合があり、交絡と呼ばれる。
しくみとつながり
バイアスは対象の選び方や測定方法などによって結果が一定の方向へずれることである。回答した人だけを見る調査では、回答しなかった人の状況が抜けるかもしれない。人数を増やすだけでは解決しない偏りもある。
比較して整理する
偶然のばらつき、交絡、測定の偏りは異なる問題である。統計的に差があっても、研究の設計や対象の違いが原因の解釈を難しくすることがある。結果の数字だけでなく方法を読む必要がある。
看護で観察する
看護の研究を読むときは、誰をどう選び、何をどう測り、何と比較したかを確認する。都合のよい結果だけで実践を変えず、他の資料や本人の条件、臨床の判断を合わせる。
学びを場面に結ぶ
例えば運動する人の健康状態がよくても、年齢、元の健康、所得などが影響している可能性を考える。原因を一つに断定せず、別の説明を検討する姿勢が根拠を使う力につながる。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- エビデンスを活かした健康づくり編 vol.3 ↗厚生労働省
- Minds診療ガイドライン作成・基礎資料 ↗日本医療機能評価機構 Minds