成人看護学 · ネフローゼ症候群
ネフローゼ症候群:蛋白尿と浮腫のつながり
ネフローゼ症候群は多量の蛋白尿と低アルブミン血症などを特徴とする状態で、原因となる病気は一つではない。糸球体の濾過障壁の異常によって、本来保たれる蛋白質が尿へ失われる。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
構造・背景をつかむ
ネフローゼ症候群は多量の蛋白尿と低アルブミン血症などを特徴とする状態で、原因となる病気は一つではない。糸球体の濾過障壁の異常によって、本来保たれる蛋白質が尿へ失われる。
しくみとつながり
血中アルブミンの低下は血管内に水分を保つ力を弱め、腎臓でのナトリウム貯留も浮腫に関わる。体がむくんでいるからといって、循環に有効な血液量が常に十分とは限らない。
比較して整理する
浮腫は心不全、肝疾患、静脈やリンパの障害でも起こる。尿蛋白、血清アルブミン、体重、腎機能などを組み合わせ、見た目のむくみだけでネフローゼ症候群と診断しない。
看護で観察する
皮膚の緊張や損傷、呼吸状態、尿量、感染の兆候、血栓症を疑う変化を観察する。治療にステロイドなどが含まれる場合は薬の影響も考慮する。水分や食事は個々の治療方針に合わせる。
学びを場面に結ぶ
体重増加を評価するときは同じ条件での推移と、むくみが日常生活へ与える影響を確認する。単に体重を減らすことを目標にせず、循環と腎機能を守りながら状態を改善することが大切である。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
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- 成人のネフローゼ症候群 ↗NIDDK / NIH