成人看護学 · ストーマケア
ストーマケア:排泄と皮膚・生活を一緒に支える
ストーマは手術によって腹壁につくられた排泄の出口である。消化管ストーマでも小腸と大腸では排泄物の性状が違い、残った腸の長さや治療内容によって水分・栄養への影響も異なる。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
構造・背景をつかむ
ストーマは手術によって腹壁につくられた排泄の出口である。消化管ストーマでも小腸と大腸では排泄物の性状が違い、残った腸の長さや治療内容によって水分・栄養への影響も異なる。
しくみとつながり
ストーマには通常の肛門括約筋のように排泄を意識して止める働きがない。装具は排泄物を受け、周囲の皮膚を守る役割を持つ。便を出さないことを目標にするのではなく、漏れや皮膚障害を防ぐ。
比較して整理する
回腸ストーマでは水分の多い排泄となりやすく、排泄量の増加は脱水や電解質変化につながりうる。結腸ストーマでは造設部位によって便の硬さが異なる。同じ交換間隔や食事方法を全員へ当てはめない。
看護で観察する
色、腫れ、出血、排泄量と性状、周囲皮膚、装具の密着、痛みなどを確認する。急な暗い色への変化や排泄の停止と腹痛などは速やかな相談が必要で、装具の交換だけで解決しようとしない。
学びを場面に結ぶ
本人の手の動き、視力、生活、衣服、外出、気持ちを聞き、セルフケアを段階的に支える。最初から全手順を一人でできることを強要せず、専門看護師や家族の協力を本人の希望に沿って調整する。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- Nursing Fundamentals 2e ↗Open RN / NCBI Bookshelf
- 消化器病専門研修カリキュラム2023 ↗日本消化器病学会