からだのしくみ · 内分泌と全身のつながり
副腎皮質:コルチゾールとアルドステロンの違い
副腎皮質の二つの働きを「代謝・ストレス」と「塩分・カリウム」に分け、調節の上流と観察をつなげる。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
独自に作図・アニメーション制作。臨床画像や実際の反応時間の再現ではありません。
皮質と髄質を分ける
副腎は腎臓の上に位置するが、腎臓とは異なる臓器である。皮質からはコルチゾールやアルドステロンなど、髄質からはカテコールアミンが分泌される。模型では副腎全体の位置を示し、皮質と髄質の細かい境界を描き分けていない。
コルチゾールの上流
コルチゾールは主にACTHによる調節を受け、代謝・ストレスへの応答に関わる。副腎自体の機能低下と、ACTHの不足による機能低下では上流の検査値が異なる。日内変動や薬の服用も値に影響するため、採血条件を記録して解釈する。
アルドステロンの上流
アルドステロンはアンジオテンシンIIや血中カリウム増加などで分泌が促され、腎でナトリウムの保持とカリウムの排泄に関わる。原発性アルドステロン症では自律的な分泌増加により、レニンが抑えられていてもアルドステロンが過剰になる。
不足を見逃さない
副腎不全では倦怠感、食欲低下、体重減少、血圧低下などが起こりうる。長期のステロイド投与を急に中止すると内因性のホルモン産生が直ちに回復せず、不足することがある。看護では服薬歴と体調悪化を関連付け、強い症状は速やかに報告する。
高血圧と電解質のつながり
アルドステロン過剰ではナトリウム保持による高血圧や、カリウム低下が問題になりうるが、低カリウムがない症例もある。血圧・電解質・薬の作用を一緒に確認する。レニンとアルドステロンの測定は条件に影響されるため、値だけで自己判定しない。
動きで確かめる
日本語の模式アニメーション。時間・濃度・大きさは定量的に再現していません。 · 映像の参考資料
動画の内容を文章で読む
視床下部:CRHを放出。日内リズムやストレスなどが調節に関わります。
下垂体前葉:ACTHを分泌。ACTHが副腎皮質へ、血流で届きます。
副腎皮質:コルチゾールを分泌。副腎皮質でつくられるコルチゾールが増えます。
全身の組織:代謝・ストレス応答。コルチゾールは上流へ負のフィードバックを返します。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- 副腎:皮質・髄質と調節 ↗OpenStax / Rice University
- 副腎不全:症状と原因 ↗NIDDK / NIH
- 原発性アルドステロン症 ↗日本内分泌学会