まなびの脈

からだのしくみ · 内分泌と全身のつながり

授乳の二つの役割:乳汁産生と射乳

「つくる」と「送り出す」を分けると、プロラクチンとオキシトシンの違いが見える。

教材データ更新: · 出典参照済み/専門家による監修は未完了

看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。

授乳:つくるPRL、出すオキシトシン
授乳:つくるPRL、出すオキシトシン · まなびの脈 · 独自制作 · 画像の出典
独自に作図・アニメーション制作。臨床画像や実際の反応時間の再現ではありません。

つくる役割

プロラクチンは下垂体前葉から分泌され、乳腺での乳汁産生を支える。通常は視床下部のドパミンが分泌を抑える方向に働く。産生された乳汁が乳頭へ出る過程には別の仕組みがあるため、PRLが乳汁を押し出すと混同しない。

送り出す役割

オキシトシンは視床下部で合成され、下垂体後葉から放出される。乳腺の筋上皮細胞を収縮させ、乳汁を送り出す射乳に関わる。血流で運ばれるホルモンと、実際に収縮する細胞を対応させると、標的と作用が整理しやすい。

吸啜からの反射

児の吸啜刺激は感覚情報として中枢へ伝わり、ホルモンによる反応につながる。単にホルモン名を列挙するのでなく、刺激→中枢→ホルモン→乳腺という道筋で説明する。前葉と後葉の違いを、この身近な反射で復習できる。

授乳の見方

授乳の評価はホルモンだけでは決まらず、児の吸着、吸啜、母児の体調なども関係する。出方についての本人の不安を受け止め、授業や施設の方針に沿って母児を観察する。単一の授乳場面からホルモン不足だと断定しない。

ほかの作用と比較する

オキシトシンは子宮収縮にも関わり、分娩では刺激が反応を強める正のフィードバックを理解する例になる。一方、甲状腺などのホルモン軸は負のフィードバックが中心である。作用する場所と反応の終わり方の両方を比べて覚える。

動きで確かめる

授乳:つくるPRL、出すオキシトシン · まなびの脈 · 独自制作
日本語の模式アニメーション。時間・濃度・大きさは定量的に再現していません。 · 映像の参考資料
動画の内容を文章で読む

吸啜刺激:神経で中枢へ。児の吸啜が感覚情報となり中枢へ届きます。

下垂体後葉:オキシトシンを放出。オキシトシンは視床下部で合成されています。

乳腺の筋上皮:細胞が収縮。ホルモンの作用で筋上皮細胞が収縮します。

射乳:乳汁を送り出す。乳汁をつくるPRLと、送り出す働きを区別します。

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参考資料・出典

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