母性看護学 · 授乳と育児支援
授乳支援と母児の状態
授乳支援では母親の希望と体調、児の飲む力と栄養状態を一緒に捉える。特定の方法の達成だけを目的にせず、授乳の様子、痛み、体重の経過、排泄などから母児に合った方法を相談する。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
独自に作図・アニメーション制作。臨床画像や実際の反応時間の再現ではありません。
原理をつかむ
授乳支援では母親の希望と体調、児の飲む力と栄養状態を一緒に捉える。特定の方法の達成だけを目的にせず、授乳の様子、痛み、体重の経過、排泄などから母児に合った方法を相談する。 妊娠、出産、育児では身体の変化と家族の生活の変化が同時に起こる。本人の選択と価値観を尊重し、異常の早期発見と安心して相談できる関係を両立する。
観察で確かめる
授乳姿勢、児の吸い方、痛み、乳房の状態、体重の推移、尿と便、母親の疲労や気持ちを確認する。 単発の値や一度の印象だけで判断せず、いつから、どの場面で変わったか、普段との差は何かを整理する。
場面から判断する
授乳時の痛みが強く、母親が「うまくできない自分が悪い」と話している。 この場面では、責めずに気持ちを聞き、授乳の様子と母児の状態を評価して方法を一緒に調整する。得られた情報と、その情報から考えたことを分け、対応後にも同じ観点で変化を確かめる。
安全と尊厳を守る
母乳か人工乳かで親の価値を判断しない。強い痛み、発熱、児の飲みの低下などを見逃さず、専門職の評価につなげる。 わからない点や自分の役割を超える対応は、教員・指導者・担当者へ具体的に相談する。
他の学びとつなぐ
授乳時間だけでは児が得た栄養量を判断できない。体重の経過、排泄、活気などを組み合わせる考え方は、栄養評価全般に通じる。 このつながりを踏まえ、観察する理由を自分の言葉で説明すると、別の事例でも知識を使いやすくなる。
動きで確かめる
日本語の模式アニメーション。時間・濃度・大きさは定量的に再現していません。 · 映像の参考資料
動画の内容を文章で読む
吸啜刺激:神経で中枢へ。児の吸啜が感覚情報となり中枢へ届きます。
下垂体後葉:オキシトシンを放出。オキシトシンは視床下部で合成されています。
乳腺の筋上皮:細胞が収縮。ホルモンの作用で筋上皮細胞が収縮します。
射乳:乳汁を送り出す。乳汁をつくるPRLと、送り出す働きを区別します。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
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- 授乳・離乳の支援ガイド ↗こども家庭庁
- 新生児(生後約4週間までの赤ちゃん) ↗こども家庭庁