小児看護学 · 小児の急性症状
小児の脱水と全身状態
小児は嘔吐や下痢、発熱で水分を失い、飲めない状態が重なると脱水が進みやすい。体重や尿、反応、循環などを組み合わせて評価し、体温や便の回数だけで重症度を決めない。
看護学生の学習を補助する教材です。専門家による全項目の監修は完了していません。授業・教科書・最新の資料と照合し、診断や治療の判断には使用しないでください。
原理をつかむ
小児は嘔吐や下痢、発熱で水分を失い、飲めない状態が重なると脱水が進みやすい。体重や尿、反応、循環などを組み合わせて評価し、体温や便の回数だけで重症度を決めない。 子どもでは成長発達とその日の状態に応じて援助を変える。保護者が知る普段の様子と、子ども自身の表現を合わせ、家族の負担にも目を向ける。
観察で確かめる
飲水・哺乳量、嘔吐と下痢、尿の回数、口の乾燥、涙、活気、体重変化、末梢の冷たさを確認する。 単発の値や一度の印象だけで判断せず、いつから、どの場面で変わったか、普段との差は何かを整理する。
場面から判断する
下痢のある幼児が普段より尿が少なく、飲むのを嫌がってぐったりしている。 この場面では、摂取と排出、反応や循環の変化を確認し、速やかに医療者へ報告して評価につなぐ。得られた情報と、その情報から考えたことを分け、対応後にも同じ観点で変化を確かめる。
安全と尊厳を守る
反応が悪い、飲めないなどの状態で無理に飲ませない。家庭の判断に丸投げせず、再受診の目安と連絡先を具体的に確認する。 わからない点や自分の役割を超える対応は、教員・指導者・担当者へ具体的に相談する。
他の学びとつなぐ
水分の喪失と摂取不足が重なると循環する血液量が減り、尿や反応に変化が現れる。尿量は水分出納だけでなく全身の循環を考える手がかりになる。 このつながりを踏まえ、観察する理由を自分の言葉で説明すると、別の事例でも知識を使いやすくなる。
読んだ内容を、思い出せる知識に。
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医学・看護の学習資料を参照して作成した解説です。引用元の更新や授業での扱いも確認してください。
- こどもの病気やけが ↗こども家庭庁
- 看護師等養成所の運営に関する指導ガイドライン ↗厚生労働省